2025/08/01 両国の川開き

日本最初の花火大会は「隅田川花火大会」と言われています。 その起源は江戸時代の享保(きょうほう)17 (1732)年に発生した大飢饉(ききん)に遡ります。この年、多くの人々が飢えに苦しむなか、さらに疫病の流行も重なり、甚大な被害が出ました。 翌年、8代将軍の徳川吉宗は、犠牲となった人々の御霊(みたま)を慰め、悪疫退散(あくえきたいさん)を祈願するため「水神祭」を執り行いました。 その際、両国橋周辺の料理屋が幕府の許可を得て花火を打ち上げたのが、現在の隅田川花火大会の原点とされ、当時は「両国の川開き」と呼ばれていました。

夏の風物詩としての花火大会は、人々の心を高揚させ感動させてくれます。その一方で、地方によっては先祖の霊を導く迎え火や送り火としての役割や、戦災・災害で亡くなった人々への慰霊の想いなど、様々な祈りも込められています。

夜空に広がる大輪の花火に心を躍らせつつ、平和な今日があるのは先人のおかげであることに思いを寄せながら、美しい花火を眺めたいものです。

今日の心がけ◆先人への思いを深めましょう

「平和な今日があるのは先人のおかげであることに思いを寄せながら」って毎回思うけど、従業員を思考停止にさせ、現状に甘んじさせるための精神論だよね。
享保の改革で年貢を増徴し民衆を苦しめた徳川吉宗の取った民衆の不満や怒りの矛先をかわし体制への忠誠心を植え付けるための政治的パフォーマンスかもしれないって思わないで、先人への思いを深めるだけで終わるんですかね。

感想例
今日の話を伺って、何気なく見ている物事の裏には、様々な歴史や人々の想いが込められているのだと改めて感じました。花火がただ美しいだけでなく、慰霊や平和への祈りといった背景を持つことを知り、見方が少し深まったように思います。これは仕事でも同じかもしれません。今、私たちが当たり前に使っている道具や業務のやり方にも、きっと過去の先輩方が試行錯誤を重ねてこられた歴史があるのだと思います。その一つ一つの背景に思いを馳せながら、感謝の気持ちを持って仕事に取り組むことで、日々の業務をより大切に、そして丁寧に進めていきたいと思いました。

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2 件のコメント

  • エセ倫理は平和な今日があるのは先人のおかげであると思っているのですか?

    エセ倫理にとっての先人は丸山敏雄。そして、バイブルである万人幸福の栞。

    「子は親の鏡」

    まずは親が改めるように書かれているのに、実態は子を一方的に服従させようとする信者たちの行動やこのクソ本の内容。

    丸山敏雄の名前だけを利用して、先人のおかげと思っているとは全く思えないです。

    このような団体に先人のおかげと思えとか言われたくないです。

    それともエセ倫理での先人とは、エセ倫理の信者たちのことを指しているのですか?

    ならば、現在の職場環境の悪化は先人のエセ倫理が原因です。

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  • 美しい花火を眺めるのも結構なことですが、花火大会と切っても切れない問題がゴミ問題です。
    近年ではゴミ問題に加え、私有地への無断侵入による迷惑行為も増えているそうです。

    花火の起源とやらに思いを馳せるヒマがあるなら、切実な問題であるコチラに目を向けるべきなのでは?
    この問題は解決は非常に困難で、多大な労力と費用が掛かるのは分かります。
    思わず目を背けちゃった? こう言った地味だけど大切な事って君ら嫌いだもんね。

    先人への思いを深めましょうとか、お花畑な戯言たれ流してるぐらいなら、この問題を解決するための行動を、信者の皆さんだけで率先してやってみてはどうです?
    表面だけ見てばかりで、本質を理解しようとしない君らに出来るのなら、ですが。
    そしたら皆さんの見る目が一瞬ぐらいは変わるかもですよ?

    2+
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