2024/08/27 相互理解への道
厚生労働省の発表によると、日本で働く外国人の数は令和五年十月末時点で二百万人を超え、過去最高の人数となりました。職場や取引先などで、外国人と交流する機会が増えたという人もいるのではないでしょうか。国が違えば文化も違い、常…
厚生労働省の発表によると、日本で働く外国人の数は令和五年十月末時点で二百万人を超え、過去最高の人数となりました。職場や取引先などで、外国人と交流する機会が増えたという人もいるのではないでしょうか。国が違えば文化も違い、常…
私たちの暮らしは、様々な約束や決まりごとで成り立っています。決まりごとといえば法律や条例、会社の就業規則などが思い浮かぶでしょう。また、家事の分担や、家の門限などの当事者間で取り決める約束も大切な決まりごとです。約束を守…
天文12(1543)年の本日、種子島に中国船が漂着しました。その船に乗り合わせていたポルトガル人が持っていたのが、火縄銃でした。領主の種子島時堯は射撃の実演を命じ、その威力に驚嘆して二丁の火縄銃を購入します。そして刀鍛冶…
職場や家庭で使用する筆記用具やパソコンなどの物品を、故障や買い替えのために、処分する場合もあるでしょう。ただ、不要だからといって、ぞんざいに捨ててしまってよいでしょうか。もし、物に私たち人間のような心があったとしたら、さ…
人に何かを伝える際、伝え方によって相手の受け取る印象は異なります。短歌の講師であるMさんは添削指導をする時に、文法や歴史的仮名遣いなど、間違っている箇所をハッキリと指摘するよう心がけていました。Mさんはある日、その指導方…
F氏は、二十歳の時に父親から手渡された一枚の便箋を、三十年経った今でも大切に保管しています。それは、祖父が書き残した家訓で、青インクのペン字で「天を敬い、祖先を崇め、人を愛し、他人には寛容で、自己には厳格にして、生活力旺…
学問には様々な分野がありますが、医学・法律学・経済学・工学といった、社会生活で実際に役立つ学問を「実学」と呼びます。時代や国によって「実学」の具体的な範囲は異なりますが、明治以降の日本における「実学」は、欧米近代文明を基…
人生を豊かにするためには、何事も前向きに取り組むことが大切でしょう。設備会社に勤務するAさんは、新規事業のプロジェクトリーダーに任命されました。会社からの期待が大きいこともあり、プレッシャーを感じながらも、仕事に励んでい…
Aさんはあるとき、妻が子供に対して、「○○君、洗濯物を取りこむから手伝って」と声をかけているのを見ました。その時、子供はテレビを見ることに夢中になっていて、妻の声に気が付いていませんでした。反応のない子供に妻は怒ったよう…
「蛙は囗ゆえ蛇に呑まるる」ということわざは、蛙は鳴かなければ蛇に食べられないが、鳴くために気づかれて食べられてしまう、という意味です。人間をはじめほとんどの動物には耳が備わっていますが、実は蛇には耳の穴がなく、人間やほか…
コメント