2024/11/21 一点突破
複数の成果を同時に狙い、何も得られないことを「虻蜂取らず(あぶはちとらず)」と言います。これは獲物を捕る蜘蛛(くも)の様子が語源のようです。虻(あぶ)と蜂(はち)が同時に巣にかかり、虻を捕りに向かうと蜂が逃げようとし、蜂…
複数の成果を同時に狙い、何も得られないことを「虻蜂取らず(あぶはちとらず)」と言います。これは獲物を捕る蜘蛛(くも)の様子が語源のようです。虻(あぶ)と蜂(はち)が同時に巣にかかり、虻を捕りに向かうと蜂が逃げようとし、蜂…
「挨拶は人と人とをつなぐ金の鎖」と言われるように、挨拶は良い人間関係を築くうえで欠かせないコミュニケーションの第一歩です。Aさんが旅先でバスを利用したときのことです。バスが終点の駅に到着すると、先頭の女性客が運転手に「あ…
人の特質や才能、物事の良し悪しなどを見抜く人、また、そうした能力を「目利き」と言います。営業職5年目のAさんは、担当地域で徐々に顧客の信頼を得て成果を上げていましたが、上司のBさんからは仕事に対して、たびたび厳しい指摘を…
秋から冬へと移り始めるこの頃、暖房器具や冬服の準備を始めている人も多いことでしょう。気温の変化が大きく、風邪などにかからないよう体調管理に留意しなければならない季節でもあります。栄養バランスの良い食事を摂る、適度な運動を…
肥前国平戸藩(現在の長崎県平戸市)の九代藩主、松浦清(まつうらきよし)が残した言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というものがあります。剣術家でもあった清は「偶然勝つことはあっても、偶然負けることはな…
戦国武将の上杉謙信は、屈指の戦上手で「越後の龍」とも呼ばれました。上杉謙信を祀る山形県米沢市の上杉神社の石碑には「上杉謙信公家訓16ヶ条」が刻まれています。この16ヶ条の別名は「宝在心」で、謙信は「宝は心に在り」と説きま…
秋は多くの野菜や果物が収穫期を迎えます。日頃、食材はスーパーなどで購入する人が多いのではないでしょうか。そのため、私たちは作物がどのような過程を経て育ち、どのように手が加えられているのかを知らずに食べていることも少なくあ…
Mさんは出版社に勤務しています。今年4月に配置転換があり、これまで一緒に仕事をしたことのない先輩とデスクが隣になりました。その先輩は、自分よりも明らかに仕事量が多く、責任のある立場で毎日忙しいにもかかわらず、常に余裕が感…
本誌『職場の教養』を活用して朝礼を実施している会社の中には、挨拶の実習を励行している会社が多くあります。「おはようございます」「ありがとうございます」などの挨拶の練習に加えて、「ハイ」と発声して返事のトレーニングをしてい…
入社2年目のAさんが、社内研修に参加した時のことです。参加者でグループになり、自身の仕事や家庭の課題を共有して話し合う時間がありました。その時、法人営業を担当するAさんは、目標の数字に対して結果が出ずに困っていることを打…
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