2024/09/06 ケニアの蚊取り線香

愛知県の「りんねしや」では、除虫菊などの天然原料で防虫線香を製造・販売しています。この線香は、化学合成の殺虫成分で作られる一般の蚊取り線香に比べ、人体に優しく、化学物質に弱い体質の人でも使うことができます。
この線香は現在、アフリカのケニアでも製造しています。同社が除虫菊の栽培や線香の作り方、ビジネス化についてアドバイスしているのです。
除虫菊の栽培、線香の製造はすべて手作りであるため、ケニアの小規模農家の所得向上や雇用促進にも貢献しています。
また、ケニアではマラリアによって毎年多くの人が亡くなっています。除虫菊の殺虫成分は、化学合成の殺虫剤に耐性を持つ蚊にも有効で、蚊が媒介するマラリアなどの感染症の対策としても期待が高まっているのです。
誰もが安心して使える物づくり、そして、貧困や感染症に悩むケニアへの製法伝授、こうした利他の精神による行動が社会をより良くしていくのでしょう。
自分の利益だけにとらわれず、利他の精神で仕事に取り組みたいものです。

今日の心がけ◆利他の心を大切にしましよう

天然だから安全、化学合成だから危険という考えが嫌いなんだよ。
フグのテトロドトキシンは青酸カリの約1200倍の毒性があると言われています。除虫菊のピレトリンが偶然哺乳類が代謝しやすかったから毒性が低いだけです。天然だからというわけではありません。
結局こういうのって、食の危険性を強調し、健康への不安をあおり、自然食品の必要性を植え付けて物を売ろうとしたりする事に繋がるんですよ。
無農薬とか無肥料とかあるでしょ。農薬と肥料のおかげで食料が採れるようになって人間の寿命が80歳を超えるようになったと言ってもいいのにですよ。効率が良くなったのでみんなが農業をしなくても良くなったから現代の科学技術が進歩したって言っても良いと思います。そしてなにより、今の高齢者は今より人体に害があるDDTや有機リン系農薬を使っていた世代です。

感想例
人体に優しい天然素材の使用や、現地の雇用創出、マラリア対策への貢献といった、多岐にわたる社会貢献性に感心しました。私も、自社の製品やサービスが、お客様の満足を超えて、社会全体の幸福に繋がるよう、広い視野を持って仕事に取り組んでいきたいと思います。

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4 件のコメント

  • 信者が大好きな言葉です。もちろん、利他の心を他人に求めるためにですけどね。自分の利益だけにとらわれず、利他の精神で倫理法人会信者のために仕事に取り組みましょうと信者が好む内容で、かつ朝礼に相応しい内容だと思います。エセ倫理の利他の精神による行動が社会を悪くしています。そして、エセ倫理は罪の意識をなくします。信者は「やってはいけない行為と疑わしい行為は違う」と平気で罪を正当化していましたが、自分自身を人格者だと錯覚しています。エセ倫理は犯罪者以下の考えを生み出します。

    7+
  • 対策として期待が高まっているだけですか?
    感染者数が減ったとかないの?
    天然成分で人体に無害って言われてるものって、大体効果が薄くほとんど意味なかったりするけどどうなんですかね。

    3+
  • amazonに出てたから説明書きを読んだら、蚊を寄せ付けない程度らしいね。
    これだと、蚊を他所に追い払うだけだよね。
    自分の周りさえ良ければ他所で被害が出ても構わない、のと同じだよ。

    2+
  • この話に利他の要素なくない??
    一企業がニーズと将来性を見据えてビジネスを始めたってだけでしょ。儲けが出ないなら企業はそもそも行動しませんよ。

    2+
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