2024/07/28 ナショナル・トラスト

「ナショナルートラスト」は、歴史的文化財や自然の景勝地を保全し、次世代に残す活動を行なっているイギリス発祥のボランティア団体です。
この取り組みは、産業革命で急速に自然破壊と都市化が進行する中で、自然環境や歴史的建造物を保護するために始まり、現在は世界各国に波及しています。
活動の根幹となるのは、市民一人ひとりから集めたお金による土地や建物の購入です。また、土地や屋敷の寄贈も受け付けており、寄付されたものはその後、売りに出されることはなく、恒久的に社会の資産として残すことができます。
このように、個人の損得や目先の利益にとらわれず、社会全体や長期的な視野をもって経営理念などのビジョンを掲げる企業もあるでしょう。
日々の業務が、誰かの役に立っていると社会的な役割を自覚することは、仕事のやり甲斐にも繋がります。
仕事や日々の行ないが、将来にわたって環境や社会に良い影響を与えられるよう、私たち一人ひとりが責任を持って行動していきたいものです。

今日の心がけ◆広い視野を持って行動しましよう

やりがい搾取ですね。分かります。

感想例
寄付という形で、自分ができることを積み重ね、社会全体の財産を未来へ繋ぐその姿は、まさに私たちが日々仕事で行っていることと重なる気がします。私はこれまで、目の前の業務をこなすことに精一杯で、それが社会全体にどう貢献しているのか、深く考えることを怠っていました。これからは、ナショナル・トラストのように、広い視野を持ち、自分の仕事が社会にどう影響するかを意識して行動していきたいものです。

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1 個のコメント

  • 人々の暮らしを豊かになった産業革命があり、その結果、そのつけが自然破壊、プラスチック(海洋)汚染、地球沸騰化となっていると感じる。そもそも、損得や利益を意識しない経営理念があるのだろうか?将来にわたって、環境や社会に良い影響を与えられる業種って限られる。当然、利益も出ないような気がする。一人一人が責任を持って行動するのは当然で当たり前な話だ。そこに、倫理法人会の存在は必要ない。

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