「近代オリンピックの父」と呼ばれるピエールードークーベルタンの言葉に、「オリンピックで重要なことは、勝つことではなく参加すること」があります。
実はこの言葉は、イギリスのエチューバードーエルボット主教が礼拝に参加した選手に向けて述べた言葉です。これに感動したクーベルタンは、イギリス政府主催の晩餐会でこの言葉の引用を交えながらスピーチをしています。
その趣旨は、「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」というものです。これは、オリンピックを通しての人間形成や、出場するまでの過程を重要視していたクーベルタンの考えを表わしています。
仕事では、契約の成立や新製品の開発など、良い結果を目指して取り組むでしょう。もちろん、そうした結果は大切ですが、その結果を得るために自分が何を考え、どのような行動をとったかがより重要ではないでしょうか。
目的に向かって行動する過程の中で得た経験や教訓を次に活かしていくことが、難しい状況を乗り越え、仕事を成功させることにつながるでしょう。
今日の心がけ◆経験を次に活かしましよう
ピエールードークーベルタンに確認したわけでもないのに、思い込みで「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」だって書いてないですか?
あと、「成功することではなく努力すること」って違うでしょ。努力の方向を間違わないようにすることが一番大事だと思うけどなー。
成功しなかった人も努力してるんですけど、努力の方向が間違ってたんだと思うけどなー。
感想例
仕事で成果を出すことも重要ですが、その過程で得た経験や学びを次に活かすことこそが、さらなる成功へとつながるのではないでしょうか。今日の仕事も、この言葉を胸に、一つ一つの経験を大切にしたいと思います。
5+
やー、成功が一番でしょ
でも努力や試行錯誤した結果が失敗なら、それは経験値として残るから次の成功につながるかもしれない
だから努力に価値があるんです
あくまで目的は「成功」
努力しなくても運で成功するなら、それで別に全然問題ない
これってアレでしょ
仕事が徒労に終わって誰からも評価されなくても、モチベーションを維持して滅私奉公しろって意味
オリンピックの話題なら、戦争が休戦されずに開催される意義について語った方が有意義だと思う。正解はないかもしれないが、日本人として他人事ではなく、戦争と平和の祭典としてのオリンピックのあるべき姿を考えるべきだ。
私のような凡人にとってはオリンピックに参加すること自体が十分に「成功」だと思えます。
あと、筆者は努力することが「仕事を成功させることにつながる」と考えているようですし、結局「成功」の価値を重視しているのでしょう。なんとなくですが「失敗」に対しては「努力が足りないからだ」とか言ってきそうです。