新人理容師のTさんは、今年の春に理容専門学校を卒業し、働き始めました。主な業務は、お客様のカット前後にシャンプーや髭剃りを行ない、フロアに落ちた髪の毛を掃除し、タオルやカミソリなどの道具を準備することでした。
当初は緊張しながらも目の前の仕事に精一杯取り組んでいましたが、慣れてくるとカットやパーマなどの施術をしたいと思うようになり、自身の担当業務に対して、集中力を欠いた勤務態度になっていました。
そんなTさんを見かねた店長が、営業終了後にTさんに声をかけ、Tさんの頭を洗髪しながら、シャンプーのポイントを教えてくれました。店長の行なうシャンプーは心地良く、Tさんは学ぶどころか不覚にも寝てしまったのです。
店長からは「シャンプーだけでお金をいただけるぐらい努力してごらん」と言われ、Tさんは「雑用」と思っていた自身の業務の奥深さを体感したのです。
与えられた目の前の業務に一所懸命に取り組めば、次の課題が見えてくるものです。日々研究と改良を重ね、レベルアップを目指しましょう。
今日の心がけ◆謙虚に努力を重ねましよう
※ここ数日公開日設定を間違ってグタグタになってしまいました。気を引き締めます。
著者の気持ちが表れた三人称視点で書かれたフィクションです。新人がでしゃばるな。言われた事をしてろ。俺たちが若い頃はそんなに生意気な事は言わなかったし先輩が怖くて言えなかった。だからお前も俺たちと同じ試練を味わえ。
って書いてます。
感想例
この話から、私たちも日々の業務を見つめ直し、プロ意識を持って取り組むことの大切さを学びました。謙虚に努力を重ね、お客様に最高のサービスを提供できるよう、成長していきたいと思います。
6+
寝るわけねーだろ
「シャンプーだけでお金をいただけるぐらい努力してごらん」って何そのアドバイスww
普通シャンプーの仕方教えるのでは?
理容師専門学校出身なら新人でもシャンプーの仕方知っていると思うけどね。
これだとシャンプーでお金稼いるんだから満足して働けっていうふうに聞こえるよね。
どこにでもあるような話だ。