2023/10/29 異国での気づき

数年前の夏、Aさんは中国の沙漠で行なわれる植林活動に参加しました。
都市部は高層ビルが立ち並んでいましたが、そこから九百キロ以上離れた植林地のある村はまだまだのどかで、建物もまばらです。
東京で生まれ育ったAさんにとって、植林地での生活は不便を感じることばかりでした。街灯のない真っ暗な夜道、お湯の出ないシャワー、故障しがちな冷房設備など、日本の自宅ではまず遭遇しない事態です。
こうした状況の中で〈当たり前のことがいかに有難いことなのか〉と気づき、何事においても「当たり前」と思うから有難さが薄らぎ感謝を失っていくのだと大いに反省したと言います。
今日も仕事がある、共に働く仲間や支えてくれる家族がいる、食べるものや着るものがある、心臓が脈を打ち呼吸をして生きている。
何一つ欠くことのできない「当たり前」に、そしてそれらを支えている人や物の存在に感謝を深めたいものです。

今日の心がけ◆当たり前のことに感謝しましょう

森羅万象全ての事が相対的です。
つまり、Aさんは自分より下を見つけ後進国を見下して幸せを感じました。それだけの話です。

感想例
同じ様な人の中にいると自分がいかに幸せかを感じずらいと思います。世界を見ると自分たちがいかに便利で幸せかを再認識します。先人の努力が今の我々の生活を支えていると思い、先人に感謝をし当たり前が当たり前である事に感謝をしていきたいと思いました。(笑)

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3 件のコメント

  • 不便な生活を感じたいのなら、地方の過疎地域へ行ってみたらどうでしょうか?
    それから、仮に土地財産がたんまりあって、働く必要がない場合はどうなんでしょうか?
    仕事しない、働かないって生活もあるでしょう。その人にとっては、それが当たり前なんです。人それぞれです。
    当たり前な生活に、いちいち感謝する必要はないと思います。
    日常をどう楽しんでいけるかを考えたることも楽しんだら、人生はもっと楽しくなるでしょう。

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  • 当たり前だと思っていたことが、実は恵まれていて、そのことに気づくところまでは納得できるけど、必ず入ってくる「感謝しましょう」だけが、私にとっては違和感を感じてしまう。
    たぶん、自分で感謝の念を抱くなら良いが、他人から促されることに抵抗があるからだと思う。

    4+
  • 中国の沙漠で行なわれる植林活動に参加しました。って簡単にいうけれど、生活の不便さから感謝しましょうの話なんか毎度聞いているんだから、植林活動の内容を掘り下げなさいよ。

    4+
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