2022/05/29 葦の生き方
イソップ寓話の一つに、『樫の木と葦』という話かあります。細い葦が生い茂る小川の近くに大きな樫の木がありました。樫の木は、「力強い木である自分はどんな嵐が来ようと倒れることはない」と豪快に語ります。一方、萃は「私たちは、風…
イソップ寓話の一つに、『樫の木と葦』という話かあります。細い葦が生い茂る小川の近くに大きな樫の木がありました。樫の木は、「力強い木である自分はどんな嵐が来ようと倒れることはない」と豪快に語ります。一方、萃は「私たちは、風…
生活様式の変化やメディアの発達により、「読書離れ」「活字離れ」が指摘されて久しい昨今です。平成三十年に文化庁が行なった「国語に関する世論調査」では、四七・三%の人がひと月に一冊も読書をしないという結果でした。また読書量が…
Yさんは、ある朝、肩に痛みがあることに気づきました。どのような姿勢でいても鈍痛が治まらず、仕事に集中できません。すると、それを察した先輩が心配して声をかけてくれました。事情を話すと、先輩はゴルフボールを取り出し、「これを…
人に何かを提案したり提言したりする場合、「○○をするように」というように相手の行動を変えようとするよりも、「○○のような人になるように」と人柄について触れたほうが伝わりやすいことが知られています。例えば「決して○○をする…
人が成長していくためには知育、徳育、体育と共に食育が大切です。Nさんはある時、知人から農業体験に誘われました。農業には以前から興味があったので、知人にお願いしてさっそく申し込みました。当日は様々な野菜の植え付けや草取りを…
Tさんは、出社後にコーヒーを飲むことが日課になっています。ある朝、社内のコーヒーサーバーから淹れたてのコーヒーを一口飲むと、いつもより薄味になっていることに腹を立てました。とっさに〈今日は誰が淹れたんだ。朝の楽しみが台無…
毎月、月の半分以上出張へ出かけるSさんは、ホテルに滞在することが多く、そこでのスタッフの対応に感心することがあります。気温が高くなった初夏のある日、Sさんは汗が滴り落ちる状況で、宿泊先のホテルにチェックインしました。フロ…
「配慮」とは、国語辞典によると「他人や周囲の物事に気を配ること」や「心をくばること。心づかい」という意味があります。配慮を目に見えるような形や使い方にした一例として、「ユニバーサルデザイン」や「バリアフリー」等があげられ…
Lさんは、健康維持のためスポーツジムでトレーニングをしています。汗を流すために、シャワーを浴びようとした時のことです。いつもは、レンタルのフェイスタオルとバスタオルの二種類が置いてあるのですが、この日はフェイスタオルしか…
職場には身の回りが整理整頓されている人と、そうでない人がいます。Yさんは、上司から求められた資料を即座に引き出しや書類棚から取り出して提示するため、周囲から信頼を得ています。一方、Tさんは、資料を探すことに時間を費やして…
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