2022/08/14 胡瓜の馬と茄子の牛

この時期に各地で行なわれる伝統行事の一つにお盆があります。元は仏教の行事として中国から伝わったとされますが、現代の日本では先祖や亡き人を銛び、その御霊をお迎えし、感謝をする時期として広く定着しています。
地域によって様々な風習や文化が伝えられていますが、迎え火を焚いて御霊をお迎えして、故人の好物等をお供えしてもてなし、送り火を焚いてお送りするというのが、一般的に広く知られたお盆の過ごし方といえるでしょう。
お迎えするにあたっては、いち早く駆けつけてもらうために、故人の乗り物として胡瓜で馬をつくります。お送りする際には茄子で作った牛に揺られてゆっくりお帰りいただく、とそれぞれに思いが込められているそうです。
亡き人が私を見守り導いてくれる、という考え方や価値観が、現代社会にも連綿と受け継がれ、祖先に感謝するための各種様式となって今に伝えられています。
お盆の時期には、先祖やお世話になった故人を今一度思い出し、受けた恩について思いを深めてみてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆故人の遺徳を偲びましよう

それぞれの宗教や宗教観を尊重するのも大事ですよ。

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3 件のコメント

  • 故人を思うのは時期や方法は関係無いでしょ
    墓じまいしたり散骨や直葬で坊さん呼ばずに仏教と関係無い人も多いんだぞ
    自分の心の中でいつでも思えば良いだけでしょ
    特定の宗教を押し付けるのは止めろよ!

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