2021/09/14 物も仕事仲間
物の働きは、扱い方で変わります。たとえば楽器は、正しくメンテナンスしてこそ「美しい音を奏でる」という役割を果たすことができます。職場においても、「物」が仕事の助けになるか否かは、扱う人の物への態度にかかっているといえます…
物の働きは、扱い方で変わります。たとえば楽器は、正しくメンテナンスしてこそ「美しい音を奏でる」という役割を果たすことができます。職場においても、「物」が仕事の助けになるか否かは、扱う人の物への態度にかかっているといえます…
日本は、四季の変化に富み、先人たちは季節ごとに自然の美しさを見いだし、その恵みを楽しんできました。九月は季節の変わり目です。日中は暑さが続く地域もありますが、朝夕の空気に秋の気配が感じられようになってきます。「春はあけぽ…
Tさんの会社には清掃業者が常駐しています。出勤時には、給湯室やトイレ、分別ごみ置き場などが、すっきりと清掃されています。ある日、Tさんは仕事の都合で、始業時間の二時間前に出勤しました。すると、清掃業者のスタッフが正面玄関…
ある日Mさんは、テーブルに付箋がたくさん付いている国語辞典があるのを目にしました。妻に尋ねると、小学一年生になったばかりの娘のものでした。〈まだ、文字を読み書きするのもおぼつかないのに・・・〉と不思議に思い、娘にそのわけ…
誕生日は、一年に一度訪れます。現在は、皆で個人の誕生日を祝うことが一般的になりましたが、元々日本には誕生日を祝う風習はありませんでした。昔は現代と違い、生まれた時の年齢を一歳とし、お正月を迎えるごとに加齢する「数え年」で…
人は仕事の成果に対して、良い評価をされたらうれしいものです。Hさんは建築会社の中堅社員で、今年から後輩の指導役を任されました。しかし、どのような経験を積ませればいいのか、その指導方法を、上司にも聞いてみましたが、初めての…
一九六五年の九月八日、イランで開催されたテヘラン会議の席上で、当時のパーレビ国王が各国の一日分の軍事費を識字基金に拠出することを提案しました。それを記念して、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が本日を「国際識字デー」と…
人は時として、必要以上に考え込んでしまうことがあります。身近な人が不機嫌だったりすると、その原因は自分にあると考えてしまうものです。Dさんは、中途で入社してきたFざんに、苦手意識を持っていました。なぜなら、Fさんが入社し…
まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物を「食品ロス」といいます。世界では年間、食料生産量の三分の一にあたる約十三億トン、日本では約六百十二万トンの食料が廃棄されています。江戸時代前期の禅僧・沢庵宗彭は、たくあん漬けを…
一九七七年九月五日、国民栄誉賞の表彰式が初めて開かれました。初受賞者は、この年に、本塁打世界新記録を樹立した元プロ野球選手の王貞治氏でした。この賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったも…
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