2021/09/13 秋の恵み

日本は、四季の変化に富み、先人たちは季節ごとに自然の美しさを見いだし、その恵みを楽しんできました。
九月は季節の変わり目です。日中は暑さが続く地域もありますが、朝夕の空気に秋の気配が感じられようになってきます。
「春はあけぽの…」の有名な出だしで知られる清少納言の『枕草子』には、秋の趣のあるところを「秋は夕暮れ」と、その美しさや風情が記されています。
そして、秋は、「収穫の秋」といわれるように、米をはじめ、多くの農作物が収穫期を迎え、食卓を賑わしてくれます。サンマなどの秋の旬の食べ物は、最も美味しいというばかりでなく、縁起物としても楽しむ習慣があります。
私たち日本人はそうした季節の移ろいを感じ取り、同時に、一年のサイクルに節目をつけて、生活してきたのです。それは、各地の祭礼に表われているように、大自然の働きを畏敬し、感謝を捧げることにもつなかっていました。
私たちの暮らしを支えてくれる季節の恵みに、感謝を深めたいものです。

今日の心がけ◆自然の恵みに感謝を深めましよう

第一次産業の方が季節に合わせて仕事をしたから恵を得たじゃないですか?
大自然の働きに畏敬する前に、第一次産業の方の働きに対価で畏敬しましょうよ。

感謝って心の問題じゃないからね。自分がある程度痛いと思える位の何かを施しての感謝の心ですからね。神社のお賽銭だって10円とか100円でお願いごとしても全然本気じゃないですよ。本気のお願いだったら痛いと思う位のお賽銭を入れなきゃ。