二〇二四年に一新される一万円紙幣の表の図柄は、渋沢栄一です。
渋沢の働きは、生涯に約五百社の企業と約六百の社会公共事業の支援を行ない、民間外交にも尽力するなど多岐にわたり、近代日本の礎を築きました。
作家の城山三郎氏は、渋沢の人柄を以下のように紹介しています。
「栄一は、恩人に対する報恩をいつまでも続けた。徳川慶喜に対してはいうまでもないが、一橋家用人平岡の遺族に対しても、すでに孫子の代になり、過去のことは忘れられて、『なぜ渋沢さんに、こんなに親切にされるかわからぬ』と、相手が首をかしげるような年まで続けた」
渋沢は自身の窮地を救ってくれた平岡円四郎の恩を忘れず、子孫にまで恩返しを続けました。縁を大切にしたからこそ、様々な人との出会いや紹介を得て、多くの業績を残すことができたのかもしれません。
私たちも、お世話になった人、教えてくれた人、助けてくれた人たちへの恩を忘れずにいたいものです。
今日の心がけ◆受けた恩を忘れないようにしましよう
糞忙しくて、投稿が遅れました。
高齢の方は大河ドラマを見てるんですね。私は1話だけ見てあと見てないです。
1+
大河ドラマは非常に面白いですよ。
何故、今までこの方の人生をドラマにしなかったのかが不思議なくらいです。
ところで、平岡円四郎に恩を感じるのは理解できますが、子孫にまで恩返しを続けることを美談とするのは理解できません。
そのことで多くの業績を残したと何故言えるのでしょうか?
その時代だからであり、運もあったと思います。
しかし、あくまで渋沢栄一の能力だと私は思いますよ。
報恩の意味がわかってないのかな。
子孫に対する恩義は家系や血筋に対する感謝と報恩が半々の話。
たくさんの企業の経営に関わったというところが強いていうなら本当の報恩。
受けた恩をギブアンドテイクで返すのが感謝。
自分が嬉しかったこと助けられたことと同じことを、自分と同じように困ってる人に対して行っていくのが報恩です。
感謝行は会社や上司や親のため、報恩行は地域や部下や子供のため、そういった違いがありますし、単純な損得で理解できる話ではありません。
これがわかってないから倫理法人会はありがたくもなんともない団体なんだよ。
むしろ愛とか慈悲とかを謳う宗教においては基本の心構えですよ。
地域や部下や子供や未来のことなんて彼等は考えてません。ただ他人を利己的な方向に支配コントロールしたいだけです。