2019/09/07 先輩からの恩

鉄鋼会社に勤める五十代半ばのNさん。
同じ職場に勤めていた七十代のかつての先輩が、最近足を骨折して入院したことを同僚から聞き、休日を利用してお見舞に行きました。
会うのは五年ぶりです。先輩は訪問をとても喜んでくれました。やがて懐かしそうにNさんとの思い出を語り始めました。
「君は入社した頃、営業の仕事を苦手にしていたね。この先、仕事が勤まるのか、随分と心配したものだ。しかし、お客様との応対に積極的になってからは営業成績も上がってきたね」
Nさんは、〈それは先輩のお陰です〉と思いました。入社当時、名刺の渡し方や電話のかけ方に至るまで、営業マンの姿勢を一つひとつ導かれました。時には厳しい指導があったからこそ、今の自分がある、と改めて思い返したのです。
一人で仕事を覚え、力をつけた人はいません。多くの人の支えがあり、今の自分があります。今度は先輩の教えを後輩に受け継ごうと思ったNさんです。

今日の心がけ◆時には入社当時の原点に立ち返りましよう

5年ぶりの再会で、ましてや病院での会話とは思えないんですが。著者はどうやってこの特殊な状況を思いついたのでしょうか。入院でもしたのでしょうか。で、元部下がお見舞いに来た妄想をしてみたと。

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3 件のコメント

  • 変化に即座に対応したり、原点に戻ったり、嫌なはずなのに良いところを探したり、ハッとしたり・・・
    この本の通りに行動してたら、なんの主義主張も無い人間に思えますよ。

    ハッ!主義や主張をしない人間が言いなりロボットじゃないか!

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