2019/07/14 雨の日のタオル

歯科医院で治療を受けているMさん。昔から歯医者が苦手で、本当は行きたくありません。しかし、歯の痛みを取るために、仕方なく通っていました。
ある日、仕事を終え、会社から歯科医院へ向かう途中、突然雨が降ってきました。雨脚が強まり、傘がなかったMさんはすっかり濡れてしまったのです。
〈ついていないな〉と思いながら到着すると、濡れた服で体が冷えてしまいました。そんな時、受付に置かれた「雨の日用タオル」に目が留まったのです。
タオルの側には「急な雨の中、ご来院いただきありがとうございます。どうぞ、ご自由にお使いください」というメモが添えられていました。Mさんは濡れた体を拭くことができました。
タオルが置かれている理由を受付で尋ねると、急な雨降りの時、足元が悪い中来院してくれた人への感謝の気持ちで用意をしているとのことでした。
帰り際には傘を貸してくれ、「次回、来院した際にお返しください」と笑顔で言われ、心温まったMさんは、歯科医院への通院が少し楽しみになったのでした。

今日の心がけ◆困っている人には手を差し伸べましよう

「歯科医院」「雨の日タオル」で検索するとけっこう出てきます。

その中でも発信元は、WHITE CROSS 歯科医療従事者情報サイトなるものではないかと思います。そこで、「マーケティング・ヒント 第3回:「雨の日タオルを用意しよう」」というのがありました。執筆したのは、経営コンサルタントの方でした。この方は倫理法人会とは関係無いようです。

それを実践している歯科医院がいくつか見つかりました。そのいくつかの歯科医院の中に信者がいるか、著者が通っている歯科医院がその一つだったのでしょう。

何か言いたいかと言うと、困っている人に手を差し伸べる動機がマーケティングだという事です。なんでもそうですが、本当の理由を言わないで市民を騙すんですよ。自分が支配層だと思っているんです。バカな従業員には言っても分からないと。そして、あたかも道徳的に正しいそうな事を言って本当の目的を隠すんです。

社会保障の為に消費増税とか。
地球環境の為にレジ袋の有料化とか。

 

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2 件のコメント

  • タオルとかの感謝の気持ちで苦手意識を克服するよりは、無痛療法など実際の痛みを減らしてくれる医院を探して通ったほうが良いと思います。

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