2019/06/21 昔話から
「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました」 これは、昔話「桃太郎」の最初の一節です。Kさんは、小さい頃から「しばかり」とは、「…
「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました」 これは、昔話「桃太郎」の最初の一節です。Kさんは、小さい頃から「しばかり」とは、「…
昼休みや休憩時間、朝礼や終礼、待ち時間など、業務の合間には、様々な時間が存在しています。そうした時間を、ただ何となくではなく、どう工夫して過ごすかによって、一日の仕事の充実度は変わってきます。 文章においては、句読点が適…
長距離走の際、デッドポイントとセカンドウインドという言葉が使われます。 デッドポイントとは、走り始めで体が慣れていないため、キツイ状態を表わします。セカンドウインドとは、それでも走るペースを落とさずに続けていると体が慣れ…
天雲の たなびく山の 隠りたる 我が下心 木の葉知るらむ この歌の作者は、柿本人麻呂です。古くは『万葉集』にも登場する「下心」というこの言葉は、本来は「心の奥底、本心」といった用い方をしていました。 「下心」が、現在のよ…
梅雨前線が日本列島付近に停滞し、雨の囗が多くなる時候です。この時季は、洗濯物の乾きは悪くなり、外に出れば足元を濡らされることもたびたびあります。 また、垂れ込む雲のせいか、気分がすっきりせず、仕事が思うように捗らないとい…
営業部門で働くB氏。最近、小さなミスが続いている後輩のAさんが気になり、声をかけたところ「家族の介護のことで悩んでいる」と打ち明けられました。 B氏は、後輩が家族の介護でプライベートの大半を費やし、疲れが溜まっていること…
Aさんが外食をした時のことです。その際、不機嫌な表情をしているスタッフに接客されました。注文の際に笑顔は全くなく、視線も合わせません。 しばらく経って、そのスタッフが食事を運んできましたが、お盆に乗せていた飲物を倒して、…
六月十一日から十五日頃は、七十二候の一つ「腐草為蛍」です。 蛍は別名「腐草」と言います。土の中でさなぎになり、羽化して地上に現われた姿を見て、「朽ちた草が蛍になる」と表現したのです。 蛍は、命いっぱいに光を輝かせます。私…
日本では古くから、言葉には不思議な力があると考えられていました。その力を「言霊」と言っていました。 美容師のAさんの元に、担当したお客様から不満の手紙が届きました。休日に、〈どうしたらいいのか〉と悩みながら、その手紙を手…
生活の様々な場面で「火」を使用します。誤ると危険を伴いますが、人の心を慰めてくれる優しさも持ち合わせています。 例えば、夏になるとキャンプファイアーをする機会が多くあります。キャンプファイアーでは、火を囲む人の輪が自然と…
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