2019/05/02 誰かと食べること

「油控えめ」「糖質オフ」「カロリー二分の一カット」など、飲食店やスーパーの食品棚で、健康に配慮した商品を多く見かけるようになりました。
一方、そうした風潮の反動からか、過剰なほどに高カロリーで高脂質の料理も話題になっています。これらは「食べると太る」とわかっていても、無性に食欲をそそられてしまう背徳感から、「悪魔飯」などと呼ばれています。
食の嗜好が多様化する中、普遍的に大切にしたいこともあります。それは、誰かと共に食べることです。京都大学総長で、ゴリラ研究の第一人者・山極寿一氏によると、食物を分配し、一緒に食べることは人類特有の能力だといいます。
氏は、「サルやゴリラといった類人猿は一緒に食べるということをしない」と言います。「人類の祖先は、美味しいものを分かち合い、一緒に食べるという経験を共有することで、共感能力や信頼関係を築いてきた」と述べています。
毎日繰り返す「食」を考える時、何を食べるかはもちろん大切ですが、「誰とどのように食べるか」にも、関心を向けたいものです。

今日の心がけ◆一緒に食べる時間を大切にしましよう

山極寿一さん今年二回目の登場です。

悪魔飯って背徳感から呼ばれているんじゃないと思いますよ。うしろめたさは特に無いと思います。
常習性とか依存性とかそういうんじゃないですか?

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2 件のコメント

  • 私は一人で静かに食べたいので、誰かと食べるのを強要しないで欲しいです。
    そのような多様性にも目を向けて頂きたいものです。

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  • サルやゴリラの方が人間よりも幸せかもしれない。

    「類人猿は一緒に食べるということをしない」ことでプライベートとパブリック、ONとOFFがはっきりしてるのではないか?

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