Mさんは、教育担当として若手社員の育成に力を注いでいます。
〈仕事を早く覚えてほしい〉と願い、何かとダメ出しをしたり、禁止事項を伝えたりしていました。その割には改善がはかられず、困惑していたのです。
ある休日、ドライブに出かけた際に立ち寄った道の駅で、トイレの張り紙に目が留まりました。
「トイレの中まで失礼します。いつもキレイにご利用いただき、ありがとうございます。心穏やかに的を外さず」。思わず笑みがこぼれました。
「汚さないでください」といった禁止用語を使用せず、ウイットに富んだ言葉が並び、誰も不快にさせずに行動を促す表現だなと感じたのです。
自己を省みるきっかけを得たMさん。まずは相手の言動を受け止め、感謝の気持ちにユーモアを添えると、後輩の仕事ぶりが明るくなり、改善し始めました。
強制的に行動を促されて嫌々取り組むよりも、楽しく喜んで仕事に取り組みたいものです。人をその気にさせる秘訣は、ちょっとした工夫にあります。
今日の心がけ◆その気にさせる伝え方を工夫しましよう
結構前に、「相手を操る心理術」みたいなタイトルの本を読んだことがあります。
チートみたいで卑怯っちゃ卑怯ですが、感が良い人それを意識せず学んでるんですよ。そして知らずのうちに実践してるんです。ネットワークが発達した現在では、以前にも増してそれ自体に価値がある様になってきたのではないかと思います。
本文を肯定するわけではありませんが、政治家に人たらしが多いと良く言われますが、何かを成し遂げたいと思ったら相手をコントロールする必要があると思います。コントロール=洗脳でしょうか。我々も洗脳されてますしだれかを洗脳してるんです。
ネット社会では他人の洗脳、言い換えれば他人からの評価こそが価値を生むのではないかとすら思えてなりません。
という訳で、岡田斗司夫著 僕たちの洗脳社会 ぜひご一読を。
警察官に敬意を払えだの、人の話を聞けだの、最近は幼稚な心がけが多いですね。
新年度から糞本を読まされる人間を馬鹿にしているのでしょうか。
トイレの文にすら負けてるこの本の存在意義とは‥