一九七三年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈氏は、白身の経験を通して、「ノーベル賞を取るために、してはいけない五か条」を述べています。
一、今までの行き掛かり(しがらみ)にとらわれてはいけない。二、大先生にのめり込んではいけない。三、無用ながらくた情報に惑わされてはいけない。
四、自分の主張をつらぬくためには、戦うことを避けてはいけない。五、子供のようなあくなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけない。
この五か条は、物理学の分野での発見や独創的な研究成果を挙げるための心得ですが、職場人にとっても、心に留めておきたい言葉ではないでしょうか。
たとえば、五の「好奇心」「初々しい感性」などは、一般的には、年齢と共に薄れていくといわれます。日々の仕事や家庭生活に追われる中でも、少し視野を広げてみれば、心が躍るような未知の事柄に出合えるはずです。
この五か条の中から、自分なりの課題をつかんで、それぞれが人生のノーベル賞を目指してはどうでしょうか。
今日の心がけ◆好奇心を持ち続けましよう
成し遂げたいわけでもないただ円満な家庭を目指している人にはストイック過ぎでしょ。個人の自由ですけど、
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「無用ながらくた情報に惑わされてはいけない」
こんな駄本でこの言葉を読まされるとは、皮肉なもんですね。