2019/03/08 希望の風に乗って

昨今の卒業式で多く歌われている「旅立ちの日に」の誕生秘話です。
一九八八年、埼玉県秩父市立影森中学校に赴任した小嶋登校長は、生徒たちが、校歌すらまともに歌わない姿に愕然としました。赴任の挨拶で「歌声の響く学校を目指そう」と述べ、校内で合唱の機会を増やしていきました。
音楽科の坂本浩美先生の協力もあり、粘り強く努力を続けていくと、最初は抵抗していた生徒たちも、歌う楽しさに気づくようになっていったのです。
一九九一年、〈卒業生に何かを贈りたい〉という思いから、小鵤校長の詞に坂本先生が曲をつけ、完成したのが「旅立ちの日に」でした。この歌が同校の「三年生を送る会」でサプライズとして披露され、後に全国に普及していったのです。
「学校を良くしたい」「生徒たちに幸せになってほしい」という強い思いと、それを支える伴奏者。そのどちらが欠けても、生まれなかった名曲でしょう。
世に広く親しまれ、長く愛されるような作品や製品が生まれる背景には、こうした。二人三脚の誕生秘話が潜んでいるのかもしれません。

今日の心がけ◆力を合わせて取り組みましよう

1988年。ヤンキーブーム真っ盛りじゃないですか。今の基準で考えたらダメですよ。校歌なんか歌うわけないでしょう。ビーバップハイスクール、横浜銀蝿、そんな時代ですよ。校歌なんか歌ったら死刑です。

自分の勝手な想像ですが、良い物が売れるんじゃなくて、色々な偶然が重なった結果売れた物の中に良い物が混じっているのではないかと思います。つまり、不運に売れなかった良い物がすごくいっぱいあると思うんです。

頑張ったから売れたのではなく、頑張った方向が偶然売れる方向だったから売れたのであって、同じ様に頑張っても方向が違えば見向きもされないと思うんです。

だから頑張らなくても良いと言っているわけではありませんが、頑張るより方向を決める事の方がはるかに大事だという事です。

天才は1%のひらめきと99%の努力って言葉ありますよね。知っていると思いますが、1%のひらめきが無ければ99%の努力は無駄になるという事とですよ。

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