Sさんは、得意先への訪問や電話連絡などが主な仕事です。
ある日、顧客に電話をかけたところ、応答がなかったため、留守番電話にメッセージを残しました。「いつもお世話になっております。○○の件で至急お伺いしたいことがございますので、折り返しのお電話をお待ちしております」
先方は早々に折り返し電話をしてきました。そこで要件を伝えると、次のように言われたのです。
「至急連絡を取りたいという内容のメッセージでしたので、こちらの不手際か、別件で急用なのかと思いました。この内容は急ぎではないですよね」。Sさんは特に意識せずに「至急」という言葉を使っていたのでした。
自分では何気なく使っている言葉も、相手によって伝わり方が違います。Sさんは、その場に見合う言葉の使い方の大切さを学んだのでした。
特に電話では、顔が見えない分、相手を思いやる言葉を選んでお客様に接していくことが、信頼関係向上につながるでしょう。
今日の心がけ◆自己の口癖を見直しましよう
じゃあ、”ハッとした” とか”思いを馳せる”も見直してください。
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