政治史や政教を記した中国最古の歴史書『書経』には、古代中国を治めた天子や王、参謀の言葉や経験が記されています。その中で、リーダーに求められる九つの条件が述べられています。
一、寛容でありながら厳しい一面がある。二、柔和でありながら芯が通っている。三、慎重でありながら物事の処理が機敏。四、有能でありながら相手を見下さない。五、従順でありながら意志が強い。六、直情でありながら心は温かい。
七、大まかでありながら筋は通す。八、決断力に富みながら思慮深い。九、行動力がありながら善悪のケジメはわきまえている。
「寛容さ」と「厳しさ」のように、相反するような資質が併記されているのは、臨機応変さとバランス感覚が求められるということでしょう。
組織の充実や活性化を図る上で、必要不可欠な存在がリーダーです。そのリーダーは、ただ形だけ存在しているのでは意味がありません。
いずれかの一項目でも意識して、人望を高めていきたいものです。
今日の心がけ◆バランス感覚を磨きましょう
調べてみますと、『書経』は秦の前の時代らしいですよ。つまり今でいう、中共が力で支配している内モンゴル、満州、と支那の一部ですね。
それを中国って言ったら内モンゴルと満州に失礼ですよ。
と言うかそもそも、現代の中国にリーダーに求められる条件が備わっているとは微塵も感じないのはなぜでしょうか。
1+
コメント