2018/12/09 突然の晴れ間

課長職のTさんは、幹部社員を対象にしたセミナーを受講しました。講座の中で、自分の両親について考える時間がありました。
その講座は「親を尊敬し、大切にするのは、親が偉いからではなく、世の中でただ一人の自分の親だからである」「親は命のもとであり、自分自身の命である」といった内容でした。
講座が進むにつれ、〈今こうして自分が存在するのは、両親がこの世に生んでくれたからだ〉と思えるようになったのです。セミナーが終了すると、これまで数年に一度しか行かなかった両親の墓参に出かけました。
当日は大雨でしたが、それでも墓地に向かいました。ところが墓地に到着したと同時に、降り続いていた雨がピタツと止んだのです。そして、三十分ほどの墓参を終えると、また雨が降り出したのでした。
Tさんは、濡れずに墓参ができたことを、〈両親は他界しても自分を見守ってくれているんだ〉と受け止め、より一層感謝を深める一日となったのでした。

今日の心がけ◆命のもとである両親に感謝しましょう

同じ事をもう数回書きましたが、輪廻転生という考えがある宗教において先祖はこの世にまた生を受けていると考えるらしく「先祖を思う」という事は無いらしいです。輪廻転生が無い宗教の方が珍しく、中国、日本、韓国の東アジアだけとの資料を読んだことがあります。

先祖を思う系の話が結構な頻度で出てきますが、ここに書いた通りそれは各々の宗教観でありそれを押し付けるのはいかがなものかと思ってしまうわけです。

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