2018/09/24 心に空所を

あなたは自己紹介をする時、どのような事柄を話しますか。
本誌を発行する倫理研究所では、毎年独自に「日本人の意識調査」を行なっています。昨年の調査項目の一つに、「あなたが自己紹介などで『自分らしさ』を示すためによく触れる事柄をお答えください」という問いがありました。
その結果、十五項目中、第一位は「趣味」で、男女ともに半数以上の回答数でした。二位は「性格」、三位は「出身地」で、「職業」は十一位でした。
年代による差はあるものの、就いている職業より、自分の楽しみとしている趣味を「自分らしさ」として捉える傾向にあるようです。
倫理研究所の創設者・丸山敏雄は、趣味について、「空所」という言葉を当てはめ、心に空所を持つことを勧めました。
山の中にいると山が見えないように、仕事に忙殺されていると、その意義や進む方向を見失ってしまうことがあります。仕事から離れた「空所」に身を置くことは、外から仕事を客観的に眺めることになり、本業を豊かにもするのです。

今日の心がけ◆趣味をステップアップに活用しましよう

この文章を読むと、ちぐはぐ感を抱きません?

・自分らしさとは、趣味や性格で有って職業ではないと感じているが多い。
・丸山敏雄は心に空所を持つ事を勧めた。(思考から仕事の事を取り除く事が出来る様な、他に集中できる事を持つ事)
・思考から仕事の事を取り除けば、仕事の事が客観的に見る事が出来る。

つまり、自分らしさの象徴である趣味すら、仕事のために使えと言っているのです。それを果たして心の空所と言うのでしょうか。

「日本人の意識調査」で出たのは、仕事は趣味等の自分らしい生きたかのための手段に過ぎないとという事です。

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