S子さんの誕生日は、一九七九年二月十六日です。S子さんの家庭では、家族の誕生日には、簡単なお祝いを行ないます。
今年の二月十六日、夫がお祝いの小さなケーキを贈ってくれました。ケーキのプレートには、「今日で14245日おめでとう」と書いてありました。
普通なら「○歳おめでとう」と書いてあるのに、この数字は何だろうと思い、夫に聞いてみました。すると、「生まれてから今日で一万四千二百四十五日になるんだよ」と教えてくれたのです。
S子さんは、自分が何歳であるという自覚はありましたが、日数を知ったのは初めてでした。夫にお礼を伝え、その夜、その日数について考えてみました。
一万四千日の約半分は、特に、親や家族、友達のお陰で成長することができ、その後の半分は、夫や子供たち、職場の人たちに支えられての人生だったなと、しみじみ思ったのです。
〈多くの人のお陰で今の私かある〉と実感した誕生日となりました。
今日の心がけ◆今日までのお陰を思う一日にしましよう
良いんですけど、この本に書かれると、自己主張しようしている芽を早いうちに摘もうとしているようにしか感じられないんですよ。残念ながら。
会社で、権利や不満を声をあげて主張するのは悪いことであり、与えられた仕事を黙々とこなせばいいと言っているようにしか聞こえないのが悲しいです。
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