定年間近のTさんは、最近、物忘れがひどくなってきました。
例えば、相手の名前がすぐに出てこない場合があります。いつも会っている人なのに、名前が浮かんでこないのです。
このような時のTさんの対処法は、五十音順に「あ・い・う……」と言葉を出していきます。その途中で〈○○さんだった!〉と思い出します。
ある日、Tさんが本を読んでいると、その中に「耳は聞くもの」という項目がありました。
そこには、「記憶が悪いのは、いちいち疑いをもって人の言うことを聞いたりするからである」「我情をさし挟んで聞いたことは、入る穴がゆがんでいるので、出る時もなかなか出にくい」と書いてありました。
この文章には思い当たるところがありました。人の話に先入観を持ち、疑い深く聞いていたことに気づくことができたのです。
〈今日も素直な心で話を聞こう〉と、実践中のTさんです。
今日の心がけ◆ありのままに聞きましよう
食いつきそうになりましたが釣り針がでかすぎて逆に冷静になりました。
1、病気かもしれないのに!
2、「常識を疑う」をテーマした回と矛盾する。
3、自然現象や人間の行動は正規分布に従います。いい人もいれば悪い人もいます。
1+
年をとって記憶力がおちているだけでしょ?
これはなにかの実験結果なのかね?
たんなる筆者の裏付けない思い込みなら無意味かもね。
「記憶が悪いのは、いちいち疑いをもって人の言うことを聞いたりするからである」
「我情をさし挟んで聞いたことは、入る穴がゆがんでいるので、出る時もなかなか出にくい」