Mさんは仕事中に、社長から「そんな難しい顔をしていないで、ちょっと笑顔になってごらんよ」と言われました。
〈突然、何を言うのだろうか?〉と思いながらも、仕方なく二コッと笑ってみたMさん。すると、社長から、満面の笑みで「良い笑顔だ」と褒められたのです。
今までMさんは、笑顔を褒められたことはなく、ましてや社長から何かを褒められた記憶もありません。社長の言葉に、嬉しさと恥ずかしさが混在しましたが、これをきっかけに、自分に対する見方が変わったのです。
〈自分では気づかなかったけれど、笑顔は自分の魅力かもしれない〉と思い、笑顔に磨きをかける方法を調べてみました。笑顔づくりのポイントは、目尻を下げ、口角を上げ、歯を見せることを意識すると良いことがわかりました。
早速、Mさんは鏡の前で笑顔の練習をしました。すると、鏡には良い表情の自分が映っていたのです。その笑顔を見て、自分に自信が出てきました。そして、〈笑顔になると、気持ちも明るくなるのだな〉と、心の変化も感じたのです。
今日の心がけ◆自分の魅力を知りましよう
完全な持論ですが、出世には2つのタイプがあると思うんです。
1つ目は、頭が良くワガママな人です。
2つ目は、頭が良くタレ目な人です。
頭が良いとは、最近よく言う「地頭」の事です。
ワガママな人は何回失敗してもまたやるんですよ。でそのうち成功するんです。
タレ目な人は、言うまでもありません。いくら野心的な人でもタレ目には心を許しちゃうのが人間です。パンダが獰猛でも可愛いのと一緒です。多分遺伝的な部分でしょう。抗いようがありません。
ただ作り笑顔は分かっちゃうんです。空港のカウンターのお姉さんや、客室乗務員の方には申し訳ありませんが、あの笑顔には魅力を感じないんです。泣きながら笑うピエロみたいな、いわば悲しみさえ感じてしまうのは私だけでは無いでしょう。
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