2018/07/11 名付けの式

Tさん夫婦に待望の長男が誕生し、命名書を作成することになりました。
友人の家に、筆書きした子供の名前が掲げられているのを見て、〈いずれ子供が産まれたら、自筆で命名書を書こう〉と思っていたからです。
命名書を書く準備を進めているうちに、「お七夜」という儀式があることを知りました。古来日本には、子供が産まれてから六日間は神から与えられた期間で、七日目に人間の子供になるという言い伝えがあります。
「お七夜」では、子供に名前を付ける命名式を行ない、名付けた名前を掲げるために命名書を作成します。そこで、子供の健やかな成長を祈り、これからの一生が輝くようにという願いを込めて、お祝いをするのです。
誕生から七日目を迎え、Tさんは、子供の幸せを祈りながら名前を書き上げました。改めて〈親になるのだ〉という実感が込み上げてくるのを感じました。
そして、〈自分が産まれた時には、両親も同じように幸せを祈ってくれたのだろう〉と想像し、自分の名前を大切にしようと思ったのです。

今日の心がけ◆親の思いを知りましょう

本文にもある様に、子供が出来て初めて親の気持ちが分かるのです。いくら親の気持ちを知ろうとしても子供が出来ないうちは無理ですし、子供ができれば嫌でも知ります。

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