熊本県益城町を中心に、最大震度七を観測した熊本地震から、二年が経過しました。現在も復旧・復興が進められています。
益城町に住む八十四歳の佐々木君代さんは、二十一年前に夫を亡くし、一人暮らしの中、震災に見舞われました。命は助かりましたが、自宅は全壊しました。
佐々木さんは、自宅前の駐車場に、廃材などを使ったテントを自力で建てて暮らし始めました。
テント生活を続ける中でも、佐々木さんは再び家を建てる目標を持っていました。その言葉通り、震災から一年後、全資金を擲って自宅を再建したのです。
「みんな家は建てるなというけど、私は私を全うしたいんです。できる限りやってみる。生きた証。人間立ち上がらなんね」と話す佐々木さん。その気概は、復興に立ち向かう一人として、周囲に勇気を与えました。
再起への歩幅は一人ひとり違うでしょう。その歩みに寄り添うような気持ちで、今できることを考えたいものです。
今日の心がけ◆被災地域の声に耳を傾けましょう
今日の心がけが本文と関係が無いバターンです。
端的に言えば、周りの助言を無視して家を建てた事が周囲に勇気を与えたという話です。
周囲の人が「家を建てるな」と言った理由が知りたいです。
・人口減少で家が余るのが目に見えているのに今家を建てても直ぐに価値がなくなるから。
・同じ場所に家を建てたらまた震災の影響を受ける可能性があるから。
1+
JA共済 建更に家財まで満額加入するなら同じ場所に家を建てても良いですよ。
具体的にいきましょう、具体的にね。