2018/4/1 フランスの桜

飲食店に勤めるOさんは、かつてフランスに住んでいました。
フランス在住の頃、「日本の何を一番懐かしく思い出しますか?」と尋ねられた時、Oさんの脳裏に浮かんだのは「桜」でした。
フランスにも桜はあるものの、日本で見てきた桜とは違うものでした。Oさんが住んでいた街の桜は、まとまって植樹されておらず、花の色も、濃いピンク色でした。また、春でも寒い日が多いため、細々と、長く咲いていました。
一方、日本の桜は、桜並木のようにまとまって植樹されていることが多く、一気に花が咲き、短期間で散っていきます。そうした日本独特の桜の風景を、フランスに住むようになって、懐かしく思い出したのでした。
物事には、離れてわかる良さがあります。また、他と比較することで、その物の特徴がくっきりと浮かび上がることがあるものです。
様々な人生経験を積むことで、〈当たり前〉だと思っていたことの良さに気がっくことができるのは、年を重ねるプラス面の一つでしょう。

今日の心がけ◆当たり前のことを見直してみましょう

ん? 「物事には離れて分かる良さ」が有るんですよね。という事は当たり前の事から離れなければ「良さ」が分かりませんよね。で、ソレが当たり前かどうかも離れてもなければ気が付きませんよね。

どうしたら良いんでしょうか。

安直に、安定的に電気が供給されるとか、水道水が飲めるとか語り尽くされた、もう味のしないネタで良いんですか? 私が採点者だった、そんな感想を言ったら0点ですよ。

「まだ気がついていないけど、実は当たり前では無いんだ」という事でしょ。つまり、今思い付いているソレは違うんですよw。

昔の本に書いてあった未来予想はことごとく違うでしょ。なんでか分かりますか? その未来予想が書かれた時点の技術で予想しているからなんですよ。

蒸気機関が発明された頃の未来予想図は、馬が蒸気で動いています。車が無いから車を想像出来ないんです。蒸気機関で馬車の車輪を回転させれば良いと思いつかないんです。

 

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1 個のコメント

  • 信者も一度、倫理法人会を離れてみたらどうでしょうか?
    離れて良かったと思うはずです。

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