大学卒業後、住宅設備会社に就職したMさん。ところが、一年後に会社は倒産してしまいました。それからの三ヵ月は、暗い気持ちになる日が続きました。
定職に就かず、フリーター生活をしている時、姉から、介護業界の現状について話を聞く機会がありました。長年介護職に就いており、尊敬している存在でもあったので、姉の話は胸に響くものがありました。
人のお世話をする仕事には縁がないと思っていたMさんでしたが、〈向いていなければやめよう〉という軽い気持ちで介護職に就いたのです。
大職後は、食事・入浴・排泄に携わり、慣れるまでに時間を費やしました。それでも、利用者と言葉を重ねていくうちに、仕事への思いが変わってきました。
日々感謝の言葉をいただいたり、様々な人生経験を聞くたびに、自分のほうが人生の先輩に学んでいるような気持ちになっていったのです。
姉の話がMさんの転機となって、現在では介護の資格も取得し、施設の責任者として、仕事に奮闘する毎日を送っています。
今日の心がけ◆人の言葉を素直に受けとめましよう
「素直」という言葉は1年3か月で14回使われてました。
この本では人の言う事を素直に聞くと大体良い事があります。
多分現実世界では騙されます。物を売りたい人、金を借りたい人、いっぱいいますから。大体都合が悪い事は言わないで良い事だけ言いますから。嘘は言ってないんですよ。ただ都合が悪い事を言ってないだけです。でその話を素直に聞いて騙される。
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倒産した原因は倫理法人会にありましたとさ。