自動車整備業を営むB社では、社員の発案で、毎週水曜日は、全社員で一緒に昼食をとるようにしています。経営者であるB氏も同席をしています。
基本的には、それぞれが持参したお弁当や、スーパーで買ってきたものを食べるというスタイルです。時には、一つの鍋を囲んだり、戴き物を持ち寄るなどして、同じものを食べることもあります。
酒席ほど乱れず、会議よりは堅くない雰囲気が、期待以上の効果を発揮し、職場内のコミュニケーションが良くなったといいます。
さらに、関係業者の担当も、「社内の全員に会える」という理由から、水曜日の昼食時間前後に来社するようになりました。時には一緒に食事をとることもあり、新商品の説明や業界の動きなどを全員で聞きます。
個々に説明を受けるために作業を止めることもなく、時間差のない情報共有にも一役買って、仕事の効率が上がる、という意外な効果も生まれました。
良い仕事を生み出す術は、いくつもあると心得たいものです。
今日の心がけ◆思わぬ効果の発見に意識を向けましよう
給与が出ない休憩時間に会議まがいの昼食と称して全社員強制参加させる。
これぞまさに鬼畜の所業。
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お菓子食べながら会議するのとどこが違う?