あるサービスエリアでの出来事です。
M子さんは、トイレの前の長い行列に、「もう我慢できない」と泣く四歳の娘と一緒に並んでいました。あと少しというところで、前に並んでいた人が、「よくがんばったわね、お先にどうぞ」と順番を譲ってくれたのです。
このことが本当に嬉しかったM子さんは、「お先にどうぞ」という言葉を多く使うようになり、娘も真似をするようになりました。ある時、スーパーのレジで並んでいると、娘が「お先にどうぞ」と後ろの人に声をかけました。
そこには、牛乳を手に持った初老の女性が並んでいました。「どうもありがとう」と優しくお礼を言うその女性と娘の姿に、M子さんは、幸せな気分になりました。
人から受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送ることを「恩送り」といいます。M子さん親子の「お先にどうぞ」も、恩送りの言葉なのでしょう。
自分も相手も幸せになるような、恩送りの言葉を交わしたいものです。
今日の心がけ◆受けた恩を送りましよう
[adsense]初老。昔は40歳位でしたが、今は55歳位との事です。
それだけです。
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恩を送るって言葉、今後も定期的に使うようですが、それほどでも…ですよ『評価』は。
ドヤ顔している筆者のバカな顔がイメージできる。