「ラーメンが好き」「西瓜のにおいが苦手」「子供が好き嫌いをして困る」「昔は嫌いだった茗荷が今は大好物」など、食べ物の好き嫌いに関する話は、日常よく聞かれます。
日本の食生活は豊かになったといわれています。その反面、世界最大の農産物輸入国であり、主要先進国の中で、食料自給率が四十パーセントを切っているのは日本だけです。食料の大半を諸外国に頼っているのが現状です。
K子さんは小学生の頃、祖母に「食べる前にどうして『いただきます』 つて言うかわかる?」と、聞かれたことがあります。祖母は「野菜、肉、魚、果物は皆生きていたの。その命をいただくからだよ」と教えてくれました。
動物や植物の命をいただいて、自分の命があることを知ったK子さんは、それ以来、食べ物の好き嫌いをしないように心がけました。
生き物の命だけではありません。様々な国から食べ物をいただいて、今の豊かな食生活が成り立っていることを忘れずにいたいものです。
今日の心がけ◆感謝をもって食事をいただきましよう
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どこの国でも採用してない「カロリーベースの」食料自給率ですね。
家畜の飼料までさかのぼって計算します。日本で生産した家畜でも輸入した飼料を使えば外国産です。
諸外国で採用している生産額ベースの自給率では日本は70%と低い数字ではありません。
農水省の予算取りのためのカロリーベースの食料自給率ではないでしょうか。
あと、その国にはその国の得意不得意があります。日本の輸出品は機械、化学、原材料で殆どす。食料が得意な国もあるでしょうし、石油や鉄鉱石が得意な国もあります。
マクロ的には自国の得意な物と他国の得意な物を物々交換して成り立っている訳で、様々な国から食料を恵んでもらって日本が成り立っている訳ではありません。
日本で穀物を作るより、外国の広大な土地で大規模に生産した方が効率が良いですから。適材適所です。
食べ物の好き嫌いと、食料自給率が関係あるんですか?
食べ物の命をいただくのと、様々な国から食べ物を輸入することと関係あるんですか?
我が家は農家なので米や野菜の自給率は高いです。
だから都会の皆さんは感謝する前に、地方で農業を営んだらどうですかね。
自分で生産した物で好きなだけ感謝したらもっと気持ち良いんじゃないですか?
知らんけど。