世界一大きな生き物といえば、何か思い浮かぶでしょうか。
パッとイメージするのはクジラでしょう。大型のシロナガスクジラは体長三十メートルを超え、マンションでは、十階ほどの高さにも相当します。
動物以外にも目を向けると、上には上がいます。アメリカのオレゴン州で発見されたオニナラタケというキノコは、世界最大の生物だと言われています。総面積はおよそ十平方キロメートルで、東京の台東区に匹敵します。
といっても、いわゆるキノコの「傘」が大きいわけではありません。十平方キロメートルとは、菌糸の広がりです。
別の場所に生えているキノコが、実は同じDNAを持っていたことから、地面の下で菌糸がつながっていることがわかりました。そのため、一つの生命体だといわれているのです。
この話は、離れていても、目に見えないつながりがあることを私たちに教えてくれているようです。人間関係にも、通じるところがあるかもしれません。
今日の心がけ◆見えないつながりに目を向けましよう
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目を向けても見えない物に目を向ける意味を教え頂きたい。
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自分の意思で、且つ短期間で世界一周できる生物は…人間だけです。