2017/2/13 一瞬にかける足

プロ野球・読売ジャイアンツで、ファンから「神の足」と讃えられるほど走塁のスペシャリストとして活躍した、鈴木尚広選手が現役を引退しました。
出場機会の多くが代走ながら、平成十七年から十二年連続でニケタ盗塁をマークし、通算の盗塁数を二百二十八まで積み上げました。
その輝かしい成績の裏には、周到な準備をして試合に臨む姿勢がありました。ホームゲームの際は、試合開始の七時間前に球場一番乗り。足湯に浸かり、ストレッチや体の軸をつくるトレーニングを行なうのがルーティンだったそうです。
試合中は、勝負どころでの代走出場に向けて、展開を見ながら体を動かし続けました。「勝利への大きな役割を任されている。結果を残すために淡々と同じことをやることが大事」と、鈴木選手は語っています。
代走での出場は、試合の中で1度きりです。いつ出番が来るかわかりません。職場においても、日に一度、重要な役割を果たす仕事もあるでしょう。
一瞬に凝縮して力を発揮するために、心と体の入念な準備は欠かせません。

今日の心がけ◆準備を万全にしましよう

来るか来ない分からない仕事のために毎日入念に準備しておきますよ。指示通りにやればいいだけですから。それが指示であればなんの文句もありません。例えば、単価が高い仕事が数日に一回来るような場合はそれが正しいでしょう。上がそれが利益になると判断したのであればそれが正しいのです。

しかしですよ、

思いつきのような仕事を唐突にやらせて、準備ができてないから時間がかかったのに対して、いつ来るか分からない仕事の準備をしておけ的な理不尽なキレ方をする。

とか、

何か問題が起きた時、どうして最初に確認しなかったとキレる。

とか、あとで考えればそうだけども、その時それを考える事が出来ましたか? 的なやつじやないことを祈るばかりです。