2024/06/24 鬼の霍乱
ふだんは丈夫で健康そうな人が、めずらしく体調を崩したときの様子を、「鬼の霍乱」と表現します。ここでいう「鬼」とは「怖い人」ではなく「ふだん病気をしない丈夫な人」のことを指し、「霍乱」とは日射病のことで、「暑気あたり」とも…
ふだんは丈夫で健康そうな人が、めずらしく体調を崩したときの様子を、「鬼の霍乱」と表現します。ここでいう「鬼」とは「怖い人」ではなく「ふだん病気をしない丈夫な人」のことを指し、「霍乱」とは日射病のことで、「暑気あたり」とも…
パソコンやスマートフォンの普及により、手で文字を書くことが減りつつある今日では、手紙やハガキで手書きの便りを送る機会は少なくなったのではないでしようか。文化庁による平成二十六年度の国語に関する世論調査によると、手で書くこ…
現代は多くの食材、食品が手に入り、私たちはそれを囗にしています。様々な店で購入できる食材、食品は、生きるための栄養を摂るだけでなく、味わいや香りなどを楽しむことができ、毎日の生活に彩りを与えてくれます。一品の料理には多く…
職場や取引先との人間関係は、仕事の充実や成果にも大きく影響します。昨今ではオンライン会議なども普及しコミュニケーションの手段は様々ですが、電話やメールを活用する頻度が高いという人は多いでしょう。入社二年目のK氏は取引先と…
一九七七年九月三日、読売ジャイアンツの選手であった王貞治氏が、パンク・アーロン氏の保持していた世界記録を超える七五六号のホームランを打ちました。かつてアメリカで国務長官を務めたコリンーパウェル氏は、この時の王氏について「…
博報堂生活総合研究所の調査「生活定点」によると、以前は大きかった世代による価値観や嗜好の違いが、年々小さくなっていることが判明しました。このような現象を「消齢化」と呼びます。背景の一つには、インターネットやスマートフォン…
食べたことがないのに、むやみに嫌って食べないことを、「食わず嫌い」と言います。これは、食べ物の選り好みをする「好き嫌い」と違い、食べたことがないにもかかわらず、食べられない物があることを意味します。特定の食べ物を食べない…
Aさんの長年の趣味は読書で、読めない漢字や知らない熟語、独特の表現が出てくるたびに辞書を引いて調べていました。ある日、Aさんの子供が熱心に漢字ドリルに取り組んでいました。翌日に漢字テストがあり、その勉強をしていると言いま…
Fさんの父親は九十歳を越えた頃から歩行が困難になり、現在は介護施設に入居しています。Fさんは父に会う度に、体力は低下しているものの、思考力や判断力は衰えていないと感じています。Fさんは休日に施設に行くと、父の傍らで世間話…
美術展やコンサートなど、アート鑑賞を趣味としている人も多いでしょう。近年、芸術家が創作をする際のプロセスや考え方を「アート思考」と呼び、仕事や生活、人生に生かそうという取り組みがあります。この取り組みは、計算問題を解くよ…
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