2020/02/15 真心の約束
私たちは日々、様々な決め事や約束の中で仕事をしています。 取引先との契約など、業務の上での約束事は、当然守らなければなりません。自社の信用問題にかかわるため、誰もが意識していることです。 一方で、会社と自分との決め事はど…
私たちは日々、様々な決め事や約束の中で仕事をしています。 取引先との契約など、業務の上での約束事は、当然守らなければなりません。自社の信用問題にかかわるため、誰もが意識していることです。 一方で、会社と自分との決め事はど…
入社して十年になる営業職のYさんは、日頃から「立つより先に返事」をモットーにしています。 以前のYさんは返事が苦手でした。社内を歩いていると、後方にいた先輩が「Yくん」と呼びます。この時Yさんはすぐに返事をせずに、後ろを…
立春を過ぎると暦の上では春となります。とはいえ実際は、まだまだ寒い日が続き、「春の陽気」という言葉には程遠い感があります。 立春を過ぎたあとにも残る寒さを余寒といい、相手の健康を気遣って送る季節の挨拶を「余寒見舞い」とい…
営業成績が低迷していたAさんに、ある時、突然B社から連絡があり、大口の注文が入りました。 B社とは、先輩から担当を引き継いで以来、ほとんど取引がありませんでした。しかし、先方の事情が変わり、仕事を拡大することになった時、…
中途で入社したM氏。業務に慣れ始めた頃、仕事でミスをしてしまいました。 二人のお客様に、連絡事項を伝えなければいけないところ、一人にしか連絡をしていなかったのです。連絡の漏れたお客様から電話で尋ねられて、連絡ミスが発覚し…
勤続二十年が過ぎ、職場内の様々な仕事に精通するIさんは、中堅クラス特有のマンネリを感じていました。次の目標が見いだせずにいたのです。 かつての先輩にIさんが心中を語ると、人の働き方には様々な段階があることを教えてくれまし…
Tさんは人と対立することが苦手で、会議の場では議論を避けてきました。 そのようなTさんに、昨年の秋に日本で開催されたラグビーのワールドカップは、少なからず衝撃を与えました。それは「ノーサイド」という言葉です。 プレーの最…
日本では、心臓の突然の疾患で年間約七万人が命を落としています。これを減らすためのアイデアを競う大会が開かれました。 たとえば、目の前に倒れた女性がいた時、心臓マッサージやAEDの処置をします。その女性の体にAEDのパット…
平成二十三年に発生した東日本大震災の翌年の春、第八十四回選抜高等学校野球大会に21世紀枠で、I高校が初出場した時のエピソードです。 前年、津波被害の影響でグラウンドにはヘドロが溜まっていました。他校の野球部が大会へ向けて…
Fさんは、人が生きていく上でとても大切なことを教えてくれた父に、感謝しています。それは、今から三十年前、Fさんが大学入試に失敗した時に、父がかけてくれた言葉です。 入試の年の正月、Fさんは、学問の神様として知られている神…
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