2020/12/16 拳拳服膺
拳拳服膺とは、中国の古典である『四書』の一つ「中庸」に出てくる言葉です。「拳拳」とは「捧げ持つこと」を指し、「服膺」とは「胸にとどめて忘れないこと」を意味します。私たちが日常でしばしば使う、「肝に銘じる」とか「心に刻みつ…
拳拳服膺とは、中国の古典である『四書』の一つ「中庸」に出てくる言葉です。「拳拳」とは「捧げ持つこと」を指し、「服膺」とは「胸にとどめて忘れないこと」を意味します。私たちが日常でしばしば使う、「肝に銘じる」とか「心に刻みつ…
日々の生活の中では、いろいろな気づきがあります。それを活かし、行動に移していった時、スムーズに事が運んでいった経験はありませんか。職場で、いくつもの業務を抱えている時や、急な仕事を依頼された時に、どうすればよいのか、判断…
Kさんは、父親の手紙を今も大切にしています。〈在りし日の父親の面影をしのび、大事なことを忘れないようにしよう〉と思い、二十通ほどのうちの何通かを、折に触れて読み返すことにしています。今年の命日には、二通の手紙を読みました…
本日、十二月十三日は「正月事始め」の日です。昔は、ほとんどの家に囲炉裏があり、家屋に煤がつきやすかったため、「煤祓い」はその仕事の中でも最初に行なわれました。今でも社寺などでは、お堂やご本尊などを清める煤祓いの行事が行な…
クリスマスのシーズンがやってきました。元々はキリスト教にまつわる行事ですが、日本でも、慣習として広く受け入れられています。クリスマスに欠かせないのが、サンタクロースの存在です。イギリスのロンドンには、サンタクロースになる…
「であい」というタイミングは、とても不思議です。「人と人、仕事、物件、本や作品など、人生の節目を彩る出会い。答え、本質、真理など精神的な出合い。また、偶然に隣合せとなった席から親交が始まったこと」も、「であい」の一種とい…
十九世紀の発明家、アルフレッド・ノーベルはダイナマイトを発明し、巨万の富を得ましたが、その財産を世界の平和や発展のために使いたいと願いました。ノーベルの死後、その遺志は受け継がれ、財団が設立されます。物理学、化学、生理学…
新しいことを始める時は、希望を掲げて緊張感を保ち、周囲の意見を聞く謙虚さがあるものです。しかし、成功すると謙虚さが薄れ、心も緩みがちです。K氏は社内で新規事業のプロジェクトリーダーに抜擢されました。順調な滑り出しで意気込…
Aさんは、多くの事務処理に追われ、机の上はいつも散らかっています。見た目が悪く、何よりも必要なものがすぐに見つかりません。書類を探す時に、〈間違いなくここに置いたはずなのに〉と、焦るばかりで、時間は過ぎていき、仕事にも悪…
今日は、二十四節気の中で本格的な冬が到来する「大雪」にあたります。近年は降雪量が減少する傾向にあり、今年の初めは記録的な暖冬となりました。そのような中でも、季節の変化を感じさせてくれるものが植物です。冬の代表的な植物に「…
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