2021/03/25 敬意の循環
皆さんは、会社で共に働く人をどのように呼んでいるでしょうか。A社で働くIさんは、仕事を指示する際、呼び捨てにしたり、「おまえ」と呼ぶのが癖です。そうした言葉遣いから、誤解を生んでしまうこともありました。そのようなある日、…
皆さんは、会社で共に働く人をどのように呼んでいるでしょうか。A社で働くIさんは、仕事を指示する際、呼び捨てにしたり、「おまえ」と呼ぶのが癖です。そうした言葉遣いから、誤解を生んでしまうこともありました。そのようなある日、…
仕事でミスをした際に、落ち込んでしまう人、あるいは立ち直るまでに時間がかかってしまう人がいるでしょう。失敗やミスは、あまり人には知られたくないものです。しかし、先輩や上司にきちんと報告をして対処しなければ、お客様など不利…
他人に注意をされた際、素直に受け入れられる人とそうでない人がいます。晴れたある日、Mさんは隣町の公園に車で出かけました。しかし、駐車場は満車です。Mさんは、駐車場が空くのを待っていました。すると、数十メートル離れたスペー…
三月頃より食卓を賑わす食材の一つが筍です。一般的に出回っているのが孟宗竹の筍で、五月頃になると真竹や淡竹といった種類も見られるようになります。土から頭を覗かせた時にすぐに収穫しなければ、軟らかくておいしい筍を食べることは…
時には、無理難題と思える課題に突き当たることもあるでしょう。中国、三国時代のターニングポイントとなる戦いが「赤壁の戦い」です。これは、長江中流の水上が合戦の場であり、この戦いの後に魏・呉・蜀の三つの国が統治する、時代が到…
Fさんは、ミスをした際に強い口調で指摘する先輩が苦手でした。〈自分が悪い〉とわかっていても、先輩の指摘を受け入れられずにいました。そんなある日、先輩とプライベートで会う機会がありました。抵抗感がありながらも飲食を共にする…
江戸時代の懦学者・佐藤一斎の書いた『言志録』に「太上(最上の人)は天を師とし、其次は人を師とし、其次は経を師とす」という言葉があります。Oさんは読書が好きなため、「経(書物)を師とす」の部分は理解できます。自分の人生が変…
宮城県気仙沼市で電気設備会社を営むS氏は、新潟県中越地震を体験した友人K氏の助言と、亡き父からの言葉に力を与えられました。十年前、東日本大震災が発生した時、津波が押し寄せた気仙沼湾は重油タンクから流れ出した油で火の海とな…
勤続二十五年のE氏が、かつて所属していた部署へ二十年ぶりにチーフとして異動し、三ヵ月が過ぎました。前に働いていた頃とは様子が変わり、戸惑うことばかりです。しかし、部下の手前「わからない」とは言えません。何とか業務を進める…
どのような仕事でも、その目的をよく把握することが大切です。自分が所属する部門や企業としての社会に対する目的を知り、理解を深めていくことは、仕事をする上で、正しい判断をすることにつながります。そして自身のやりがいや使命感の…
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