2024/04/23 上司の持論
営業部のTさんは、「先日、訪問したお客様との商談がまとまりません」と、上司に相談しました。上司は「人間の顔には目が二つ、耳も二つ、鼻は一つ、囗も一つ。どうしてだろうね?」と問いかけました。続けて「これは私の持論だけど、話…
営業部のTさんは、「先日、訪問したお客様との商談がまとまりません」と、上司に相談しました。上司は「人間の顔には目が二つ、耳も二つ、鼻は一つ、囗も一つ。どうしてだろうね?」と問いかけました。続けて「これは私の持論だけど、話…
「感謝の心があって始めて、物を大切にする気持ちや人に対する謙虚さ、生きる喜びも生まれてくる」とはパナソニックの創業者・松下幸之助の言葉です。Aさんは、ここ数年実行していることがあります。それは感謝の気持ちを積極的に言葉に…
手紙やメールの末筆に、相手の健康を気遣って「ご自愛ください」と書き添える人も多いのではないでしょうか。この「自愛」には、自分の言行を慎む、自重する、という意味もあるのです。『老子』の第七十二章には、「自愛不自貴」という一…
Kさんの勤める介護施設には、様々な人が入居していて、その中には認知症の人もいました。働き始めて数力月のKさんは、徐々に仕事には慣れてきたものの、認知症のBさんへの対応には、苦手意識を拭えずにいました。こちらの意図が伝わら…
私たちは何か物を見た際に、正しく見ているつもりでも、実際とは違って見てしまうことがあります。このような目の錯覚を「錯視」といいます。代表的な錯視として、「ミュラー・リヤー錯視」があります。二本の同じ長さの直線の両端にある…
F氏が故郷の父親に、住宅の購入を検討していると電話で報告したときのことです。父親は「契約内容など、もう一度よく確かめてから話を進めなさい」と言った後、こう付け加えました。「私たちの地域では、昔から山林も土地も家も自分のも…
素直さは人が成長していく上で大切な要素です。顧客や上司などからクレームや注意を受け、気分が落ち込むことは誰でもあるでしょう。その際、いつまでもそれを引きずることなく、早めに切り替えられるかどうかが、自分のその後の成長の岐…
「麗春の候」は四月下旬から五月上旬の立夏まで使われる時候の挨拶です。「麗春」は、春から初夏に赤やピンクなどの鮮やかな花を咲かせる、ヒナゲシのことで、「虞美人草」(ぐびじんそう)の異名としても有名です。これは、中国の武将、…
一八七四年の本日、「第一回印象派展」がパリで開催され、クロードーモネやポールーセザンヌなど、三十名の芸術家が出展しました。印象派の作品は、戸外制作、光の描写、斬新な構図、大胆な筆致など、従来の写実主義とは異なるスタイルで…
一九四〇年代のアメリカでは、人種差別の風潮が根強く残っていました。メジャーリーグも、現在は様々な国・地域の選手が活躍していますが、当時は白人以外の選手は1人もいませんでした。そんな中、近代メジャーリーグ初の黒人選手となっ…
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