2019/02/19 読書のすすめ
哲学者の野矢茂樹氏は、著書の中で、「国語力は『愛』だ」と述べています。 それは、相手のことを考え思いやる態度と、何よりも相手とわかり合いたいという気持ちが、高い国語力に結びつくからだといいます。 たとえば、パソコンの操作…
哲学者の野矢茂樹氏は、著書の中で、「国語力は『愛』だ」と述べています。 それは、相手のことを考え思いやる態度と、何よりも相手とわかり合いたいという気持ちが、高い国語力に結びつくからだといいます。 たとえば、パソコンの操作…
京都大学教育学研究科教授の佐藤卓己氏は、卒業論文を書く学生に対して、毎年、次のような言葉を語りかけているそうです。 「あと数ヵ月で締切があることの幸せを君たちは噛み締めることになる。もし締切がなかったら、こんなに一生懸命…
和室を歩く時、「畳の縁や敷居を踏まないように」と教えられたことはありませんか。なぜ踏んではいけないのか、いくつかの理由を紹介しましょう。 畳の縁は、その家の格式を示し、家紋を入れることもあります。それを踏むことは、ご先祖…
近年、接客業の現場で起こっていることの一つに、「中高年の客がキレやすく、対応に困る」という問題があります。 「商品がどこにあるのかわからない」と、スーパーの店員を理不尽に怒鳴りつけたり、レジに並ぶ客同士でトラブルになると…
「間かいい」「間がもてない」などの言葉があるように、日本人には「間」というものに対する微妙な意識があるといわれます。 「間」は、音楽の拍子、絵画の余白、建物の空間、文学の余情、武術の間合いなどのようにも表現され、時間や空…
画家として活躍するY氏のエピソードです。 Y氏は三年前、ある地方で展示会を開催することを計画し、実施に向けて動いていました。その後、事情により、展示会の場所を変更することになりました。 展示会が始まって数日後、顔馴染みの…
昔、お釈迦様の弟子に、周利槃特(チューラバンタカ)という人がいました。 物覚えが悪く、自信をなくした槃特は、お釈迦様に、「私は愚か者で、みんなの邪魔になるので、修行を止めて出て行きます」と告げました。 すると、お釈迦様は…
年賀状や暑中見舞いといった、季節の挨拶状の一つに、「余寒見舞い」というものがあります。 「余寒」とは、立春を過ぎて、暦の上では春になっても寒い日のことを指す言葉です。一般的には、年賀状が出せなかった場合などに送る「寒中見…
普段から考えていることや思っていることは、本人も気づかないうちに行動に現われたり、言葉に出てしまうようです。 入社間もなかった頃のNさんは自信がなく、〈失敗したらどうしよう〉〈自分にこんなことはできない〉など後ろ向きに物…
電話代行サービスのCUBEでは、滑舌を良くするための練習法として、ホームページに早口言葉を掲載しています。いくつかを紹介しましょう。 まずは準備運動がわりの初級編です。「マサチューセッツ州」「東京特許許可局」。続いて中級…
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