2025/05/20 「なんで」
普段私たちが使う言葉には、思いや心の癖が表われているものです。Aさんは中学生の娘と話している時、「お父さんから『なんで?』と訊かれると、責められているように感じる」と言われました。振り返ってみると、口癖のように「なんで」…
普段私たちが使う言葉には、思いや心の癖が表われているものです。Aさんは中学生の娘と話している時、「お父さんから『なんで?』と訊かれると、責められているように感じる」と言われました。振り返ってみると、口癖のように「なんで」…
Aさんは会社で責任ある立場になり、忙しい日々を送っていました。ある日、先輩にそのことを話すと、先日読んだ本に書かれていたことを教えてくれました。 それは「人生には四つの時間がある。やりたいこと、喜びを得られることをする『…
私たちの働く環境は、デジタル化の進行や職業人生の長期化などにより急速に変化しています。それに伴い、新しい知識やスキルが必要になることもあります。 新しい職業に就く時など、仕事で新たなスキルが必要となる際には、そのスキルの…
「情けは人のためならず」ということわざがあります。これは、他人に親切にすればそれが良い報いとなって、結局は自分のためになるという意味です。 職場や家庭において、思い通りにならない状況が続くと、自己を正当化し、その原因を無…
日本の登山家、田部井淳子氏が女性として世界で初めて世界最高峰のエベレストへの登頂に成功して今年で50年となります。 標高8848メートルのエベレストへの登攀(とうはん)は過酷であるため、それまでの成功者は男性のみでした。…
青森県弘前市にある弘前学院聖愛高等学校の硬式野球部は、元気な挨拶やユニークな準備体操などが、新聞やSNSで話題となっています。 同校野球部監督の原田一範氏は選手が自分で考える力を養うことを重視する「ノーサイン野球」という…
イソップ寓話(ぐうわ)のひとつに「きつねとぶどう」の物語があります。きつねが美味しそうなぶどうを見つけて食べようとしますが、木の高い場所に実っているため届きません。何度か挑戦した後、「あのぶどうは酸っぱくて美味しくないに…
大相撲で平幕の力士が横綱に勝つことを「金星をあげる」といいます。この言い回しは大正期から相撲界で使われてきました。大相撲の世界では、力士の給与も成績や階級によって異なり、金星をあげるとその実績が評価され、後の給与に反映さ…
社会人として1年が経過したKさんは、毎月の給料で趣味に関する物を購入することを楽しみに仕事に励んでいました。今月も何を購入しようか考えていると、ふと学生時代のアルバイト先の経営者の言葉を思い出しました。その経営者は「社会…
「地獄で仏に会う」ということわざがあります。これは、自分が困っているときに思いがけず手を差し伸べてくれる人が現れることをたとえたものです。Aさんは、出張に向かう途中の乗換駅でお手洗いに行きました。ホームに戻ると、カバンに…
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