2023/03/30 背後への気配り
人は周囲が見えなくなるほど何かに夢中になることがあります。しかし、度が過ぎると配慮が欠けてしまい、迷惑をかけることにもなりかねません。Tさんが、出張で新幹線を利用した時のことです。降りる駅に近づいたので。デッキに出て到着…
人は周囲が見えなくなるほど何かに夢中になることがあります。しかし、度が過ぎると配慮が欠けてしまい、迷惑をかけることにもなりかねません。Tさんが、出張で新幹線を利用した時のことです。降りる駅に近づいたので。デッキに出て到着…
「わが願い たぐいもなけれ しみじみと 人類の幸 思うなりけり」という短歌があります。作者は倫理研究所の創設者・丸山敏雄です。「たぐいない」とは「他に比べるものがない」という意味です。それくらい強く、深く人類の幸を念じて…
言葉というのは不思議なもので、表現方法のちょっとした違いによって、伝わる意味合いが変わってしまうことがあります。例えば、一週間前にメールが送られてきて、内容は確認していましたが、まだ返信をしていなかったとします。その状況…
必要な情報を発信していると、関連した人や金銭などが集まってきます。そうした職場環境は意図してつくり出すことが可能です。まず、身の回りにある文房具や書類、事務用品など、一つひとつの物に触れて、必要な物か不要な物かを問いかけ…
出足を早くすることで、物事がうまく運ぶことはよくあるものです。Bさんは、普段の業務において、切羽詰まった状況になることがしばしばありました。納期には間に合っていましたが、仕事の質が高いとは言いがたい状態だったのです。ある…
会社や家庭内での、物の整理や後始末が苦手な人もいるでしょう。どのようなことを意識したら後始末ができるようになるのでしょうか。まずは、すぐに行なうことです。清掃道具をはじめ、共有備品などは利用したあと、すぐに元にあった場所…
三月二十四日は、NPO法人日本ホスピタリティ推進協会が制定した「ホスピタリティの日」です。これは、思いやり、おもてなしといった意味の「ホスピタリティ」の精神を広めるために制定されました。プロスポーツ選手として活躍したMさ…
予期せぬ困難に直面した際、日頃の判断や行動力の積み重ねがものをいいます。昨年の秋に地元の経営者が集まる、百名ほどの研修が行なわれた時のことです。研修会場との連絡の行き違いから会場設営がされていなかったのです。開始一時間前…
日本ではこの時期、多くの学校、幼稚園、保育園で卒業式や卒園式が行なわれます。胸に秘めていた卒業式の出来事を、三月になると思い出すという人もいるのではないでしょうか。卒業式の記憶は、人によって様々でしょう。どんなに遠い過去…
言葉は時代と共に変化しますが、その移り変わりの中で間違った意味で認識されてしまうことがあります。文化庁では令和四年一月から二月にかけて令和三年度「国語に関する世論調査」を実施し、本来の意味と異なる使用傾向のある言葉につい…
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