2023/04/09 積小為大
「積小為大」とは、江戸時代の農政家である二宮尊徳の言葉です。これは、「小さいことが積み重なって大きなことになる。だから、大きなことを成し遂げようと思うなら、小さいことをおろそかにしてはいけない」という意味です。Aさんの同…
「積小為大」とは、江戸時代の農政家である二宮尊徳の言葉です。これは、「小さいことが積み重なって大きなことになる。だから、大きなことを成し遂げようと思うなら、小さいことをおろそかにしてはいけない」という意味です。Aさんの同…
言葉だけで交わす口約束を、軽く考えて守らなかったことはないでしょうか。どのような約束でもきちんと守ることができれば、その人に対する信頼は増してくることでしょう。Kさんの職場の先輩で、口約束であっても、約束を守ることを徹底…
「たけのこ」の美味しい季節となりました。種類によって食べ頃の時期は違いますが、春の味覚の一つに数えられるたけのこは昔から親しまれてきました。漢字では「筍」とか「竹の子」と書かれますが、基本的に「筍」は食用のものを意味し、…
Kさんはあるとき尊敬する先輩に「人生のモットーはなんでしょうか」と尋ねたところ、先輩は「猛烈に愛して生きることだ」と答えてくれました。先輩はそのとき、「猛烈に愛して生きることは、この世に生を受けた人間の務めであり、そのこ…
製造業を営むT氏は、ある時から活力朝礼を導入し、半年ほど取り組みましたが、職場の活性化の兆しが見えないことに悩んでいました。ある日、T氏は先輩経営者のS氏に社員のやる気を高める方法を聞くと、「ひとまず見学させてほしい」と…
本誌『職場の教養』を読み、感想を述べるのが難しいという人もいるでしょう。会社に勤めて十年のKさんは、順番で回ってくる感想発表がとても苦手でした。普段から『職場の教養』を読んでいましたが、感想を述べるとなると、上手く言葉に…
昨年、カタールで開催されたサッカーのワールドカップでは、日本代表が試合後のロッカールームに書き残した感謝を伝えるメッセージと共に、そこに添えられた数羽の折り鶴が国内外で注目を集めました。日本では馴染みの深い折り紙遊びです…
「春はあけぼの」で知られる『枕草子』は、夏は「夜」、秋は「夕暮れ」、冬は「つとめて(早暁)」と、一日の中で季節ごとの好ましい時を挙げています。あけぼのとは、ほのぼのと夜が明けてくる頃のことです。寒さも緩み、日の出も徐々に…
新入社員のAさんは、入社してすぐに、名刺交換や挨拶の仕方、電話のマナー、メールの作成方法など、社会人としてのビジネスマナーを受講しました。座学の後は、席次マナーの模擬実習があり、Aさんはお客様の案内役になりました。研修で…
人は立場によって、役割が変わります。今の自分の役割はどのようなものかを自覚し、全うすることが自身の成長にもつながってきます。Kさんは旅行代理店に勤めて十四年が経ちます。入社以来営業を担当し、旅行を楽しんだお客様の笑顔を見…
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