2021/06/26 火もまた涼し
梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。暑さとの向き合い方をしめした「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺があります。この諺は「心を整えて、雑念をなくせば、何にでも耐えうる」という意味を持ちます。では、どのようにして雑念をなく…
梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。暑さとの向き合い方をしめした「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺があります。この諺は「心を整えて、雑念をなくせば、何にでも耐えうる」という意味を持ちます。では、どのようにして雑念をなく…
梅雨に咲く花の代表的なものとして紫陽花があります。紫陽花には数字にまつわる別名がたくさんあります。多彩に色が変化することから「七変化」「八仙花」、四枚の花弁を指す「四葩」という季語もあります。花びらに見える部分は、花弁状…
中堅社員のTさんは営業部に異動し、東京から北陸方面に初めて出張しました。目的の金沢駅に着いてみると、外は強風と大雨でした。天気予報を確認せずに来たTさんは、店で買った傘を差しながら重いカバンを持ち、水浸しの路面を恐る恐る…
仕事に臨む姿勢は、人それぞれに個性やこだわりが出るものです。締め切りなどの「期限」に対しても、決められた時間より早めに処理する人がいれば、何かと理由をつけて後回しにして、期限ギリギリに慌てて作業をする人など様々です。後者…
本格的な夏へと向かうこの月は、梅雨で幾日にも亘って雨が降り続く時期でもあります。気分が晴れないという人もいるかもしれません。一般的に六月の花嫁を意味する「ジューンブライド」は、ヨーロッパに起源があり、日本でも浸透している…
本日は、一年で最も昼の時間が長い「夏至」です。北半球では今日を境に徐々に日が短くなり、半年後には冬至を迎えます。日本は地理的に中緯度にあるため、夏至と冬至で日照時間の違いは比較的小さく、その差は四時同程度です。それに対し…
結婚三年目のMさんの昼食は、妻の手作り弁当です。新婚の頃は、妻から「明日のお弁当のおかずは何にする?」とよく聞かれていましたが、最近はそういった会話が少なくなっていました。昼休みに、いつも弁当を店で買って食べている同僚と…
近代オリンピックの聖火リレーが始まったのは、一九三六年のことです。今回の東京五輪は「復興」が一つのテーマとなっています。三月に始まった「東京2020聖火リレー」では、サッカーの「なでしこジャパン」のメンバーが第一走者とし…
明治四十一年の本日、ブラジルへの初の移民として、日本人七百八十一人を乗せた笠戸丸が、サントス港へ到着しました。その日を記念して当時の総理府(現在の内閣府)が、昭和四十一年に、六月十八日を「海外移住の日」と制定しました。以…
現代社会は、江戸時代とよく比較されます。暑い夏が近づいてきました。昨今は、暑さ対策が一層呼びかけられています。では、江戸時代の人々はどのように夏の暑さに対応していたのでしょうか。例を挙げると、薄着をする、団扇で扇ぐ、冷た…
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