2021/07/01 形を整える
「人は見た目が九割」といいます。確かに、人を外見で判断する人は少なくないようです。私たちの日常生活でも、笑顔の多い人を「明るい人」と判断したり、声が大きな人は「元気な人」という印象を持つことがあるでしょう。逆に、眉間にし…
「人は見た目が九割」といいます。確かに、人を外見で判断する人は少なくないようです。私たちの日常生活でも、笑顔の多い人を「明るい人」と判断したり、声が大きな人は「元気な人」という印象を持つことがあるでしょう。逆に、眉間にし…
六月の晦日に、宮中及び日本各地の神社で「夏越の祓」という行事が行なわれます。これは、千年以上の歴史を持つ伝統行事で、半年分の穢れを落とし、この後の半年の健康と厄除けを祈願する行事です。その方法として、「茅の輪くぐり」と呼…
六月は旧暦で「水無月」と呼びます。梅雨の季節であるのに、なぜ水が無い月と呼ぶのでしょうか。諸説ありますが、「水無月」の意味は、「水の無い月」ではなく、「水の多い月」だという説もその一つです。大和言葉の「みなづき」に、「水…
Mさんの職場では、限られた時間内に、要点を的確に伝える力を養うために、朝礼の中で、「1分間スピーチ」を行なっています。ある昼休み、スピーチ係を務めたKさんが手帳を広げ、メモ書きを見ながら考え込んでいたのです。何をしている…
一人旅に憧れていたT子さん。夫に相談すると、「三日程度ならば、家のことは大丈夫だよ」と承諾してくれました。人見知りのあるT子さんが、旅先で不安な思いをしないようにと、夫は旧知の友人夫婦を紹介し、その家に一泊するよう勧めて…
梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。暑さとの向き合い方をしめした「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺があります。この諺は「心を整えて、雑念をなくせば、何にでも耐えうる」という意味を持ちます。では、どのようにして雑念をなく…
梅雨に咲く花の代表的なものとして紫陽花があります。紫陽花には数字にまつわる別名がたくさんあります。多彩に色が変化することから「七変化」「八仙花」、四枚の花弁を指す「四葩」という季語もあります。花びらに見える部分は、花弁状…
中堅社員のTさんは営業部に異動し、東京から北陸方面に初めて出張しました。目的の金沢駅に着いてみると、外は強風と大雨でした。天気予報を確認せずに来たTさんは、店で買った傘を差しながら重いカバンを持ち、水浸しの路面を恐る恐る…
仕事に臨む姿勢は、人それぞれに個性やこだわりが出るものです。締め切りなどの「期限」に対しても、決められた時間より早めに処理する人がいれば、何かと理由をつけて後回しにして、期限ギリギリに慌てて作業をする人など様々です。後者…
本格的な夏へと向かうこの月は、梅雨で幾日にも亘って雨が降り続く時期でもあります。気分が晴れないという人もいるかもしれません。一般的に六月の花嫁を意味する「ジューンブライド」は、ヨーロッパに起源があり、日本でも浸透している…
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