2019/06/14 光を照らす
六月十一日から十五日頃は、七十二候の一つ「腐草為蛍」です。 蛍は別名「腐草」と言います。土の中でさなぎになり、羽化して地上に現われた姿を見て、「朽ちた草が蛍になる」と表現したのです。 蛍は、命いっぱいに光を輝かせます。私…
六月十一日から十五日頃は、七十二候の一つ「腐草為蛍」です。 蛍は別名「腐草」と言います。土の中でさなぎになり、羽化して地上に現われた姿を見て、「朽ちた草が蛍になる」と表現したのです。 蛍は、命いっぱいに光を輝かせます。私…
日本では古くから、言葉には不思議な力があると考えられていました。その力を「言霊」と言っていました。 美容師のAさんの元に、担当したお客様から不満の手紙が届きました。休日に、〈どうしたらいいのか〉と悩みながら、その手紙を手…
生活の様々な場面で「火」を使用します。誤ると危険を伴いますが、人の心を慰めてくれる優しさも持ち合わせています。 例えば、夏になるとキャンプファイアーをする機会が多くあります。キャンプファイアーでは、火を囲む人の輪が自然と…
会計事務所を営むAさんはかつて、〈三月の確定申告のシーズンや月末の繁忙期には、休暇を取る余裕はない〉と考えていました。 早く帰る社員には〈もっとやることがあるだろう〉と言い、遅くまで残っている社員には〈よく頑張っているな…
六月十日は「時の記念日」です。一九二〇年、当時の生活改善同盟会により、日本で初めて時計装置が使われた日を記念して制定されました。 その起源は『日本書紀』に遡ります。「漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始…
創業七十余年の会社に勤めるTさんは、上司から「自社の年史」を制作するように指示されました。しかし、どこから始めればよいのかわからずに悩みました。 そこで、他社の年史などを参考にすることにしました。すると、膨大な資料が必要…
良い職場環境とは、どのような所でしょうか。それは、目に見える所もさることながら、目に見えない所に鍵がありそうです。 例えば、必要な物が、必要な時に、すぐに取り出せるような環境は、生産性を向上させ、働く人のストレスを軽減さ…
Aさんは、息子が所属する少年サッカーの試合を観戦しに行きました。 試合には負け、チームのコーチが反省会で、「ゴール前での展開は、おおむね良かった。一つのミスプレーを除いては」と強調したのです。 その時Aさんは、将棋の羽生…
日々、何気なく交している会話には、その人なりの癖が表われるものです。その一つが長話になってしまうことです。 人の話を聞いていて、〈話が長いな〉〈同じことを何度も言っているな〉などと感じることはよくあります。では、自分自身…
私たちは日々の生活の中で、様々な「もの」に囲まれています。 「もの」からは、機能や働きによる便利さや、その存在から得られる心の安らぎなど、たくさんのメリットを受けています。 そうした反面、普段、「もの」に感謝することはあ…
コメント